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突板を考える

先日、突板(つきいた)を選びに『安多化粧合板』さんへ行ってきました。

突板とは、木の板を薄くスライスしたもので(厚み0.2mm程度)、扉の表面に貼ったり、家具や壁に貼ったり。

建築材料としてはあまり使わないような、りんごの木、柿の木など、たくさんの種類の突板が置いてありました。

2年ほど前に建物をリニューアルしたそうで、建築的にも面白い♪

今回、わざわざここに足を運んだのは、壁に貼る突板をどうするか考えるためでして、

何も考えず、そこらへんの突板会社に『オーク板目の突板』と注文すれば、このような感じのパネルが現場に届きます。

一般的にはこれが普通、当たり前なのですが、同じ柄がずーーっと並んでいて、私はとても不自然さを感じます。

安多さんとこは、この私の「気持ち悪い」という感覚を汲み取ってくれ、色々と柄について検討してくれます。

<第1案目>1枚のパネルに3枚の突板を貼る

ランダムで自然な雰囲気に見えますが、ちょっとごちゃごちゃしてるような。。

<第2案目>1枚のパネルに2枚の突板を貼る

1案目よりはだいぶいいけど、なんかイメージと違うなぁ。。

こういうのではなくて『1枚の無垢板』に見えるようにできないですかね~??と聞いたところ、

この木では無理です!なんやらかんやら・・・と説明をされ断られたのですが、なんと次の日に、あれから色々と考え

試作品を作ってみました!一度見てくださいと、写真を送っていただきました。

おぉーーーー!!やればできるじゃん♪1枚板に見える見える♪♪決定!!

イメージ通りのものを作っていただき、安多さんには本当に感謝です◎

迫力ある仕上がりとなりそうで、出来上がりがとても楽しみです☆