blog

カテゴリー:

ブログ

軒裏の仕上げ

京の2世帯住宅。
外廻りの仕上げに結構、手間ヒマかかっています。

1階部分の軒裏は、すべて杉板張りとしたのですが、場所場所に応じて
材料や納め方を変えています。

こちらは、子世帯の玄関ポーチ。

子世帯側は面積が広いため、材料の選定によって、値段が大きく上下します。
そのため、当初、ここの軒裏は、ケイカル板に吹付け塗装という仕上げだった
のですが・・・
先日に引き続き、駄々こね第2弾!!
工務店社長にお願いお願い・・・と頼みまくり、杉板張りへと変更♪ヤッター
ただし、コスト調整のため、山口県産の杉を使いました。

そしてこちらは、親世帯の玄関ポーチ。

親世帯側は、面積が小さいため、少し上質な素材を選んでおり、
同じ「杉」でも、こちらは吉野産の杉を使っています。
写真では、違いがよくわからないかもしれませんが、
実際見ると、木目が細かく、しっとりとした艶感もあり、
思わずナデナデしたくなるようなツヤ肌の杉です。
上品な雰囲気に仕上がります。

子世帯のリビング前。軒の出は1.3mと、深く跳ね出しています。

深い軒は、迫力があって美しいですね~

親世帯のリビング前は、垂木を見せた仕上がりに。こちらも軒の出1.3m。

けらば部も、大きく張り出しているため、迫力満点。

1軒の家ですが、親世帯と子世帯とで、雰囲気の違う仕上がりとしています。
子世帯側から見た風景。

2階の窓から、屋根の連なりが見え、お気に入りのスポットです。
家の中から、自分の家の屋根や外壁が見えるって、ありそうでなかなかなく、
意外とワクワクするものです♪