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建築・インテリアデザインの記事を掲載している「homify」サイトに
『無垢材の魅力と注意点』というタイトルで、当事務所の作品が掲載されました。

https://www.homify.jp/ideabooks/5812272/無垢材の魅力と注意点

築30年の戸建て住宅を、スケルトン状態から全面リノベーションした案件です。
細かく分断されていた部屋を、ひとつの大きなワンルーム空間としました。

もともと、中2階の部屋があったため（下は車庫になっています）、スキップフロアのような
おもしろい空間構成となっています。

上の階に行くのが楽しくなるよう、階段のデザインに変化をつけました。

真ん中部分は『箱階段』のようになっており、向こう側が透けて見えます。
こうすることで、少しでも圧迫感を避けれるのでは、と考えました。

和室内部から見るとこんな感じ。

オブジェのような階段は、ちょっとした飾り棚としても使えそうです。

和室内部。

ここは客間として利用するため、他の部屋とは趣を変え、落ち着いたトーンで全体をまとめています。
壁はかなり濃い色にしたのですが、和室だとまったく違和感はなく、むしろ、これぐらいのトーンの
方がシックリと馴染みます。
障子や襖など建具が白いので、壁を濃くしてちょうどよいぐらいです。
家の中に、こういった違うトーンの部屋が１つあると、気分が変わりワクワクします。

アールの壁と格子戸。

なんとなく優しい雰囲気＆これまたワクワクするので、お気に入りの壁です♪

このアール壁の内部は、水廻り空間となっています。

アールの形に沿って、造り付けの洗面台を設置しました。
カウンターのタイルも、お気に入りのひとつ。
間接照明が、目に優しいです。

こだわりと思い出がたくさん詰まった、リノベーション案件のご紹介でした。