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組子細工

先日、お客さまと神戸にあるショールームへ行き、その帰りに
『組子』の展示をしているお店へと足を運びました。

『組子』とは、日本の木工技術の1つで、薄く挽き割られた木片を、釘を使わずに
1枚1枚組んでいくという手法。

こんな小さな大量にある木のピースを、1枚1枚丁寧に・・・

なんと!手作業で、組んでいくそうです。

なんと!手作業で、組んでいくそうです。

ひょえ~~
見ているだけで、気の遠くなるような作業。。日本人ならではの繊細な職人技ですね!
模様は、全部で18パターンあり、色々な柄を組み合わせたり等、1ミリ単位で特注製作が
可能だそうです。

なんだか見ているだけで、ワクワクします。
飲食店での施工事例。照明と合わせると、とってもキレイです。

そして、京都リッツカールトンでも使われています。

東京のリッツカールトンでは、53階にある最高級スイートルームで使われています。

ここのお部屋、1泊なんと・・・に、に、200万円!!
さすがお高い部屋だけあって、組子も最高級のものが使用されています。

グレーがった色味が特徴的な『神代杉(じんだいすぎ)』という木を使っています。
じつはこれ、着色したわけではなく、もともとこういった色の木でして、
何百年もの間、地中や水中に埋もれていた大昔の「杉」材です。
火山灰を多く含む土壌に長い間埋まっていたことにより、このようなグレーがかった
色味となっています。あまり手に入らないため、超高級材料!

そして、感動的に美しい写真。ホレボレしちゃいます。。

これはかなり特殊な事例ですが、
もう少しお求めやすい値段のものもあり、誰か使ってみたいと言って
くれる人、いないかなぁ~と、淡い期待を抱いています^^
一度は使ってみたい。。