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解体
京の二世帯住宅、いよいよ本格的な解体作業が始まりました。
ホースで水をかけながら、大きな重機で徐々に壊していきます。
解体現場は、あまり見る機会がないので、圧巻です。
壊し始めると、早いものですね。
再利用できそうな建具や材木等は、解体前に大工さんに丁寧に
はずしてもらいました。
四角い形をした竹の竿縁や桜の丸太等、まだまだ使えそうなもの
が残っており、障子や欄間も、再利用することを考えています。
アプローチ部分にあった大きな松は、
無残にも枝だけになっていました・・・
なんとも寂しい気持ちになりましたが、
家の屋根より高い木は、家相的にあまりよくないらしく、また花粉も凄まじい
とのことでしたので、お施主さまも納得の上で、今回伐採することとなりました。
家だけではなく、庭・アプローチ部分も含め、総合的なバランス考えながら、
いつも設計を進めています。