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尾張屋へ

先日、お客さまに連れられて、京都にあるお蕎麦屋『尾張屋』さんへと行ってきました。
烏丸御池のすぐ近くです。
なんと!このお店、創業550年!!
応仁の乱の2年前、1465年に、お菓子屋さんとしてスタートそうです。

代表銘菓の『そば餅』
京都では結構有名らしく「そばのお饅頭=尾張屋さん」といわれるぐらい有名だそうです。
そういえば、お店の看板が、蕎麦屋ではなく「そばもち」になっていました^^

昔ながらの立派な建物です。

毎日行列ができるほどの人気店ですが、お店が広いということもあるのでしょうか、
回転は割と早く、10分ほど待ってすぐに入れました。

行った日は、たまたま特別日だったそうで、蕎麦打ちの様子を間近で見ることができ、
蕎麦好きとしては、嬉しい限りでした~↑

打ちたてのお蕎麦♪ 

『とろろせいろ』をいただきました。
お蕎麦はもちろん美味しかったのですが、ここは「だし」が抜群!!

今まで何十軒もお蕎麦屋さんに行っているのですが、
塩辛いダシだなぁ~と思うことが結構多く、いつも残念な思いをするのですが、
ここ尾張屋さんの「だし」は、カツオだしがきいていて、上品。
こんなにも味が違うんだと、ビックリするぐらいの美味しさでした。サスガ京都!
もちろん最後の蕎麦湯は、一気飲み。

それもそのはず!
後で調べてみると、やはりその味は『水』にありました。
地下50mまで掘った井戸から、比叡山水系の地下水を汲み上げ、日々のダシづくりや
蕎麦打ちにと使っているそうです。
もちろん化学調味料は一切使っておらず、
利尻昆布、目近(めぢか)、潤目(うるめ)、鯖節と調味料だけだそうです。

今度は温かいお蕎麦で、ジックリおだしを飲んでみたいなぁ~と思いました。

皆さんも機会があれば、是非一度食べてみてくださいね~

お庭の見える席に案内されれば、ラッキーです。