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キッチンを選ぶ

先日、京都のお客さまと一緒にキッチンのショールームに行ってきました。

いよいよ実施図面も最終段階に突入し、本見積りの準備をするにあたり、
最終的な設備機器の確認です。

毎回どのお客さまもそうなのですが、キッチンは最終決定までに
最低でも3~4回はショールームに行きます。

最終決定の際は、必ず一緒に見に行くのですが、
うちの事務所では、おおむね濃い色の扉材をお勧めしています。
グッと引き締まって、カッコイイんですよね~

こちらの事例は、壁付けで機能的にまとめたキッチン。
対面式のキッチンは必要ないとのことでしたので、リビングから
見えない位置に配置しました。

天板は黒、扉は深緑色の手塗り塗装。
手塗りで何度も何度も塗膜を重ねて塗っているため、
なんとも言えない奥深さのある色味です。

こちらは、黒で統一したアイランド型のキッチン。

キッチン後ろは、キッチンとお揃いの色味で、造り付けの収納家具を作りました。
造り付けにすると、壁際に変な隙間ができずピッチリと納まるので、ホコリもたまらず、
見た目もスッキリ♪
換気扇も黒で揃え、冷蔵庫も黒色にしてもらいました。
そして、テーブル、皮張りの椅子も一緒に選びにいき、またまた黒で統一。
このダイニングセット、意外にも値段はお安かったのですが、高級感はありありで、とても
よい買い物ができたと思っています◎

そしてこちらは、フルオーダメイドのキッチン。

影になっていて、質感が少しわかりにくいのですが、レザーのような渋い模様が全体に入っています。
天板はステンレスで、シンクも一体成型の特注品。
キッチン後ろの収納は造り付けとしたのですが、扉とわからないようなデザインとし、壁のように見せています。
どこが開くのか、何枚の扉になっているのか。。初めて見る人は驚かれるそうです。
建築と家具を一体的に作ると、空間全体に統一感が生まれ、美しくまとまります。

もちろん白いキッチンを提案することもあります。

やはり「白」は可愛く、爽やかな雰囲気にまとまりますね。
キッチンとテーブルを1列に並べた配置は、思いのほか使い勝手がよいと、結構人気があります。

キッチン上部が吹抜け空間。

かなり個性的な空間ですが、開放感があり、とても気持ちがいいんですよね~

キッチンは各ご家庭で、好みや使い勝手等、かなり個性の表れる場所となってきますので
打ち合わせは特に入念に行い、色々なご希望を盛り込めるよう、心がけています。