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先日、京都にお住まいのお客さまと、無事に設計契約を結ぶことができました～（祝）

今回の案件は、新築２世帯住宅です。
２世帯住宅というと、通常は１階に親世帯、２階は子世帯という感じになるのですが、
今回は、どちらも１階にLDKがあり、２軒の家がそのまま横にくっついた、というよう
な造りとなっています。

建物の前半分は１階しかなく、後ろ半分が２階建てとなっています。
総２階建ての建物に比べると、見た目のボリュームが大きく見え、屋根面積も多くなるため、
とても贅沢な造りとも言えます。
Ｌ字型の２つの屋根が、真ん中で、うまく組み合わさっているデザインがお気に入りです。
と言っても、下から見るとまったく見えないのですが・・・（笑）

京都は、「景観条例」というのがありまして、屋根の形や、外壁の色などの細かな規定があり
なんでも好き勝手にデザインしていいというわけではないのです。
フラット屋根や、片流れ屋根などはＮＧです。
そのため、この屋根をシンプルに、キレイにまとめるのに、結構苦労しました。

出来上がるとなんてことないのですが、「和」の建物の屋根の掛け方は、木造建築で１番
難しい領域でもあるのです。
屋根をいかに美しく魅せるか。。今後、永遠の課題となりそうです。

２世帯分の夢をカタチへ・・・
これから実施設計が始まります！