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homify掲載2

またまた、建築・インテリアデザインの記事を掲載している「homify」サイトに
「個性的な天井仕上げ5選」というタイトルで、当事務所の作品が掲載されました。

https://www.homify.jp/ideabooks/4091046/個性的な天井仕上げ5選-表現で異なるインテリアを楽しむ!

『モダンな日本らしさをまとった家』

こんなコメントをいただきました。
『ゲストルームとして使うためのスペースを、「和の空間」を望まれた住まい手。ただの畳の部屋ではなく、
葭戸(ヨシド)や柿渋で染めた和紙をあしらうなど、素材感にこだわりを持った風情あふれる空間です。
天井は桧の網代張りで仕上げられ、光によって美しい陰影を生み出し、上質で凛とした空気感をまといま
した。まるで旅館の一室のような非日常的な空間は、訪れるゲストにも心地よく過ごしてもらうことがで
きるでしょう。』

照明をつけるとこんな感じです。

照明器具が一切見えないよう、天井に埋め込んだり、壁に埋め込んだりと工夫しています。
建具上の鴨居部分にも、じつは照明を入れており、天井面を照らしています。

照明器具が見えないだけで、非日常的な空間を演出することができます。

リビング側から見た写真。

一直線にのびる、照明のラインが印象的です。

リフォームする前はこんな感じでした。何の変哲もないマンションの一室です。

特にデザインに頭を悩ませたキッチンカウンター部分。

当初は、既存カウンター、食器棚の扉だけを取り替えて、和の雰囲気にしようかと考えていたのですが
それでは、デザイン的にまとまりがつかないことに気づき、きゅーきょ変更しました。
柱を立て、壁を作り、障子を嵌め込みました。この障子は開けることができます。
元々あったインターホンなどの機械は、動かすことができなかったのですが、同じ位置のまま、それほ
ど違和感なく、キレイに納まりがついたように思います。
ちなみに、床のフローリングは既存のままで張り替えていないのですが、天井や壁に工夫を凝らすこと
で、部屋の雰囲気は劇的に変わり、面白いリフォーム事例となりました。