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ゲル作り
モンゴルで、たまたま「ゲル」作りの様子を見ることができ、参加してきました~。
地面には、円形状にコンクリートが打ってあり、まずこれに沿って壁を立てていきます。
壁はアコーディオン状になっており、一人でも簡単に持ち運びができます。
そして、この壁同士をヒモで結びます。
これにはコツがいるらしく、間違った結び方をすると、壁がバラバラに外れてくるそうです。
次に、天窓となる部材と柱をヒモで結びます。釘やビスではなく、単なるヒモが驚きです!
簡易すぎて外れてこないのかなぁ~と少し不安になりましたが、また取り外すことを考えると
ヒモになっちゃうんでしょうね~。そして、ひっくり返して床の上に置きます。
これも、ただ単に置いているだけです。
職業柄、柱と床を金物か何かでつながないと不安になりますが…。
そして、細い垂木を1本づつ天窓にあけられた穴に差し込み、外周部には、ヒモで引っ掛けます。
ここまで30分ぐらい。あっという間に骨組が完成しました~。
それから全体をシートで覆って、その上に羊の毛を圧縮した毛布みたいなものをかぶせ、
さらにその上からもう一度シートをかぶせて、ヒモで固定して終了。
1つのゲルを作るのに、慣れた人なら40分ぐらいでできるそうです。
簡単な造りですが、出来上がると意外としっかりしていて、揺らしてもびくともしません。
天窓からの光が結構明るく、天井高さも低いため落ち着いた空間でした。
おもしろい体験ができ、大満足の1日となりました◎