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これは一体?の答え
遅くなってしまいましたが、年明け一番に書いたコラムの答えです。
じつはあの写真、↓この美術館の天井でした~^^
かなり変わった形の美術館です。どんぐりみたい。きのこ?変です。奇妙です。
奥のほうの屋根には草が植えてあります。
去年のコラムにも登場した『藤森照信』さん設計の『ねむの木こども美術館』です。
『にわかにマンモスが目ざめて立ち上がった、そんなドームを作りたい。
周りの山々のポコリポコリと盛り上る姿と、マンモスの背中は似合うと思ったからだ。』
藤森さんの著書にこう書いてありました。
もしや!屋根に植えてある草は、マンモスの背中にはえているショワショワの毛のイメージ…?
楽し過ぎる発想です^^
↓屋根の拡大写真。
うろこみたいな屋根です。その名も『銅板手もみ仕上げ』
名前のとおり、銅板を手でもんで、ぐちゃぐちゃにしたものを、のばして張り付けたそうです。
通常、こんな使い方は絶対にしません。でも表情豊かでおもしろい◎
↓美術館内部
壁と天井は、漆喰塗り。
曲がりくねった無垢の木が、ランダムに生えています。
柱が立っているというより、生えているといった表現のほうが適切かも。
↓どんぐりドームの内部は、2層吹き抜け。
床・壁・天井が一続きになって、奥行き感がわからず、とても不思議な空間でした。