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建築中
丹波篠山ー古民家リフォーム～解体～
現在工事中の丹波篠山－古民家リフォーム。解体工事が終わり、家の中はスッカラカンになりました。
なんだか遺跡の発掘現場みたいですね（笑）
今回、床の高さを下げるため既存の土台・根太等はすべて新しいものへと入れ替えます。
以前はスカスカな床組でしたが、今回はガッチリと組み、すべての柱同士を繋げて構造的に強くしていきます。
既存の床組詳細 ↓
柱にホゾ穴をあけ、土台を挿し込んでいました。柱には以前の穴が残ったままです ↓
今回、同じような仕口で納めることもできたのですが、既存の柱にこれ以上穴をあけると、柱自体の強度が
弱くなる恐れがあったため、大工さんと相談し、穴をあけずに別の木材を増し打ちし、そこに土台を留める
ような納まりとしました。
そのあと、お施主さま、大工さんと一緒に建築見学ツアーへ♪
『小田垣豆堂カフェ』
床には古びた石が敷き詰められており、とっても素敵☆☆
天井は、瓦葺きの屋根下地をそのまま見せた意匠としており、これまたカッコイイ♪
よく見ると竹が使われていました。
そしてこちらはトイレに行くための通路。めちゃくちゃ凝っていますね～
この日は雨だったのですが、軒先に樋をつけていないため、雨の雫がポタポタと落ちる様子が見え
とってもとっても綺麗でした。柱・梁には絞り丸太が使われおり、大工技術の高さが伺えます。
カフェでは「ぜんざい」を頂きました。上品な甘さで、今まで食べた中で一番おいしい！
今回、お客さんで満席だったため、カフェ内の写真は撮りませんでしたが、素敵なお庭が見える席もあり
次回はそこに座りたいなぁ～と。
いい空間に包まれながら、建築談義に花が咲き、長時間楽しんでしまいました^^