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「神戸の家」窓とフローリングの話
現在工事中の「神戸の家」リフォーム。
外壁の下地が張り終わり、窓も取り付きました。
ここの窓。玄関ポーチに面しており、窓のすぐ上に天井を作る予定だったのですが、既存の大きな梁があり構造上
どうしても取ることができず、天井を下げなければいけなくなりました。
まだ外壁の仕上げをしていなかったため、すぐさま大工さんにお願いして窓の位置を下げてもらうことに。。
リフォーム現場では、図面通りに納まらないということは日常茶飯事です。現場に合わせて、変更していくしかないため
図面は何度も描き直すことになるのですが、それもまた予期せぬ面白さに繋がったりするものです~。
フローリング張りの様子。
今回、お施主様のイメージに合うよう、あえて節のあるオーク無垢材を選びました。1枚の幅が150mmもあり迫力満点!
「キレイ過ぎずカッコいい雰囲気」のイメージ通り♪奥様はとってもとっても大喜びされていました。
最近、お施主様の持つ雰囲気や話を聞いているだけで、こういう感じが好きなんだろうなぁ~というのが、どんどんと
わかるようになってきまして、提案するのが面白くなってきています^^
本当にたくさんの種類の中から1つずつ決めていかなければいけないため、大変な作業ではあるのですが一番面白い部分
でもあります。
本日もお施主様とクロスを選びに行き、大方の候補は決まりました。
ショールームで色を決めてしまうと、必ずといっていいほどイメージと違ったものになります。そのため、いつも色の方
向性だけをザクっと決め、最終決定は大きなサンプルを現場に持っていき、1部屋1部屋確認しながら決めていきます。
現場にいるときでしかわからない光の入り具合、空気感というものがありますので、それも加味した上での色選びです。
『最終決定は現場で!』というのがうちの事務所の合言葉。
これから内部の細かい造作作業に入っていきます~