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丹波篠山市で古民家をリフォームし、カフェへと変身させます♪

一緒に古民家を探すことから始め、ほぼ１年かけて構想を練り、
ようやく、年明けから工事が始まりました！

まずは、解体作業。
古い建物のため、部分的に柱が傾き、下がっている箇所がいくつもあり
ジャッキアップして、柱を元の位置に戻します。
瓦が乗っている状態でジャッキアップしても、まったく動かなかった柱ですが
瓦を全部おろし、屋根が軽くなった状態ですると、すんなりと上がってくれました。
ホッと一安心。
瓦の重みってスゴイものですね～

瓦屋根＝地震に弱い
と一般的には言われていますが、古民家は、瓦屋根（重い屋根）だからこそ、
成り立つ構造なのです。

現在の建物と違って、古民家は、石の上に柱をポンと置いているだけ。
もちろん基礎もなく、ボルトでつなぐことも一切ナシ。
柱がズレて家が壊れるのでは？と思ってしまうのですが、瓦の重みでしっかりと
上から荷重をかけているので、ズレることなく、安定して建つことができます。

また、構造体も、ガチガチに固めてしまわず、『緩やかにしなる』ような建物が理想です。

瓦をおろし、構造体が見えている状態。
今まで天井内に隠れていた丸太梁は、今回すべて見せるよう計画しています。
ダイナミックな空間になりそうです♪♪

written by 傳寶慶子建築研究所　http://dmpdmp2007.com/