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和紙

今日は、京都の銀閣寺横にある『木曽アルテック』という、お店に行ってきました~。

木、漆、鉄、布、紙など、素材感たっぷりの素材を扱っているお店です。

店内の床は、漆塗りを施した麻布張り。 布なのに、土足で歩いて大丈夫??

と少々不安でしたが、漆を塗ることによって、耐久性のある床材となるそうです。

そしてこのお店、壁・天井、オール和紙貼り仕上げとなっています。

和室奥のグレー色の壁は、墨色に染めた和紙に灰をかけたもの。

そして、カフェスペースの茶色い壁は、柿渋染めの和紙。もちろん、白い天井も和紙貼りです。

そして、ビックリしたのは、かっこよすぎるトイレ!!

なんと、漆を塗った和紙を全面に貼っています。赤い手洗いカウンターも漆塗り。

なんともゴージャスなトイレです。でも意外にも、とっても落ち着く空間でした。

今回、建具に柿渋染めの和紙を貼ろうと、実物を見に来たのですが、想像以上によかったです。

写真では、なかなか質感までは伝わらず残念ですが、実際見ると、絶妙な色むら加減が、

とても美しく、何時間見ていても飽きない奥深さを持っていました。

あと、フスマの引き手も、小粋なものが揃っていました。すべて漆塗り仕上げの引手です。

右上写真の黒い物体は、鉄を打ち出して作った引手で、これもまた均一ではないデコボコ加減が

手作り感いっぱいで、とってもカワイかったです。

やっぱり素材ってスバラシイ!素材好きの心を揺さぶる1日でした。

おまけ↓

現在工事中の、海苔屋さん。ようやく外壁が塗り終わりました~

シットリとして、落ち着いた色合いです。