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さようなら梅ちゃん
キレイな梅が満開です。しかし・・・
昨日、『日野の家』の現場に行くなり、発狂してしまいました。
イメージしていたのは、小さなカワイらしい可憐なイメージの梅の木で、ちょこっと春を感じれる程度で十分です。
と何度も造園屋さんに言っていたにもかかわらず、見てみると、高さ2.5mの超巨大な梅の木が。。
キャーーーー。しかも、花びらが、普通の5枚程度の可憐な感じのものではなく、『八重』という種類で
カーネーション並にどっさり。キャーーー。花びら多過ぎて、カワイクない・・・。
さらにさらに、これでもかと言わんばかりに、下にはカッチリとした日本庭園をイメージしたような仰々しい石組が
組まれており、やめてくださーーいという感じで失神しそうになりました。
すぐに造園屋さんを呼び出し、この家のイメージには合わないのですべて撤去。
さようなら~。1日の短い期間でした。工務店社長の友人宅に引き取られることとなりました。
造園屋さんに、こちらのイメージを伝えるのはかなり難しいです。(以前も苦い経験をしたことがあります)
雑木林のようなありのままの自然な庭を作ってくださいと何度も何度も伝え、イメージ写真を何枚か渡し、
植栽の本を渡し、細かい指示も伝え、「わかった♪」とにこやかに言ってくれるのはいいですが、
まったく意図が伝わっていないのです(泣)やることなすことすべてが、完全な日本庭園。固い固い!!
柔らかい優しいイメージで、自然に!と何十回言っても、出来上がると仰々しく固いイメージのする庭が誕生。
何度もやり直してもらい、造園屋父は、自分の思い通りにならないのでプリプリ怒ってしまいました。
昨日から、ビッチリ現場に張り付いて、ことあるごとに指示をしていかないと収集がつかない状態です。
今日は、石の大きさ、置き方、石の間から植栽が出ている感じまでをかなり細かく指示し、ようやくイメージ通り
の自然な石積みが完成しました。
『自然な雰囲気』を造るのは、本当に難しいものだと、改めて痛感しています。