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芸術の秋 Ⅲ

秋は興味をそそられる展覧会がいっぱい~

今回は、京都で開催されている『狩野永徳 展』へ。

渋い…渋すぎです。

本物はもっと押迫ってくるような迫力があるのですが、写真だけでもかなりのエネルギーを感じます。

国内だけでなく、世界各地からも作品が蒐集されており、かなり力の入った回顧展でした。

一番驚いたのは、フランク・ロイド・ライト(アメリカの建築家で近代建築の三大巨匠と言われている)

が狩野永徳の絵を所持していたこと。

ライトが日本や中国などの東洋文化に興味を持っており、いろいろとコレクションをしていたことは知って

いたのですが、まさか狩野永徳筆の屏風を所持していたとは…。

さすがライト!あなたのセンスは抜群です。といいたくなりました^^

とにかく内容の濃い~濃い~展覧会で、2時間はどっぷりと桃山時代の豪壮華麗な世界が楽しめます。

永徳は

『時代を表現するために生まれ、時代は彼のために用意された』

とまで評されているスゴイ絵師です。

時代が自分のために用意されたって…

かっこよすぎです。。