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民家

神戸市北区にある『箱木家住宅』に行ってきました。

現存する日本最古の民家です。

大工道具があまり発達していない時代に建てられた民家なので、仕上げは粗く、各部の納まりも簡素でした。

しかしそれが逆に新鮮で、木や土の味わいが存分に出ており、とても美しかったです。

軒先はとても低く葺き下ろされ、自分の身長とほぼ同じぐらいでした。

これだけ軒が低いと、光が部屋の奥まであまり届かず、内部は真っ暗…。

しかし、暗い内部から見る外の明るさがとてもキレイで

光ってこんなに美しいんだ!と改めて実感しました。

暗いところがあるから、明るい場所がいきてくる

「どこへ行っても明るい」という現代の生活では、光の美しさを実感することは難しいかもしれません。

美しい光を求めて、また見学の旅へ行ってきます。

棟には、ちょんまげのような飾りがついていて、かわいかったです。

内部は、暗すぎて撮影失敗…。