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家具と照明計画による空間演出

昨年10月に完成した『丹波篠山-築160年の古民家リフォーム』

完成した当初のLDKにはダイニングテーブルしかなく、少々殺風景な雰囲気でしたが、

先日お施主様から「ようやくソファーが届きました!」と嬉しい連絡をいただきました。

既存の柱と柱の間に綺麗に納まるよう、サイズ選びを徹底していただき感激です。

それにしても、とてつもなく大きい!大きいからこそ高さが低めの「ローソファー」にして大正解ですね♪

既存の梁もあるため、ここで高さのある家具を置いてしまうと、家具と梁との隙間が小さくなって

どうしても圧迫感が出てしまうため、このチョイスは最高でした☆☆

せっかく素敵なお写真を送っていただいたので、照明についても少しお話を・・・

昼間は外の光が十分に室内に入ってくるため、照明の存在はあまり気にならないのですが

夜になると、部屋全体を柔らかく照らす間接照明やスポットライトなどの演出により、家全体が包み

込まれるような、暖かな空間へと変化します。

特に天井が高い場合は、照明計画が超重要!!

下側ばかりが明るく上部が真っ暗だと、とても怖い印象のする部屋となってしまうため、吹抜け空間には、

上側を照らす照明が必須です。下の事例のように壁や天井が白いと、光が壁に当たり反射してくれるため

照明器具も少ない灯数でいけますが、壁や天井が黒っぽい場合は、反射による光がほとんどありませんので

白いお家よりも器具の数やW数を増やす必要が出てきます。このあたりのサジ加減は設計者によりけりです。

あと最近ではメインの部屋に必ず「調光器」をつけるようにしています。「明るさ」に関しては言葉で説明

するのが本当に難しく(ほぼ不可能です)どれぐらいの明るさが心地よくどう感じるかは、本当に人それぞれ。

年齢によっても変わってきます。そのためMAXに点灯すると少し明るめぐらいに設定しておいて、あとは

調光器で調整するというスタンスをとっています。

照明計画はついつい後回しにされがちですが、照明の配置や器具の選定をきちんと考えることで、部屋の雰

囲気はガラリと変わってきます。

「部屋の真ん中」に「天井付けの照明を1個」という考え方から、そろそろ卒業しませんか~