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建築中
『焼き杉』作りに挑戦!顔が真っ黒に・・・
現在工事中の丹波篠山ー古民家リフォーム。
今日は、外壁に張る『焼き杉』を作ってみました~
業務用の大きなガスバーナーで、杉板の表面を焼いていきます。スゴイ火力🔥でビックリ!
動画を見たい方はこちら→ バーナー焼き
細かい部分や焼き忘れている箇所は、小さなバーナーで焼いていきます。
そのあと「亀の子たわし」で表面についた灰を落としていきます。
動画を見たい方はこちら→ タワシでこする
灰を落とさずそのまま使う場合もありますが、服が擦れたり触ったりすると真っ黒になるため
今回は表面の灰を落としました。
「タワシ」にも色々な種類があり、いくつか試してみたのですが、最終的に「亀の子」が最高♪
硬すぎずしなやかで、とても綺麗にこすれました~
焼いた直後の写真 ↓ 表面が炭化しています~
タワシでこすると ↓
木目がクッキリ!木の柔らかい部分(春目)だけが削られ、硬い部分(冬目)が浮き立つ『浮造り仕上げ』となり、とってもキレイ♪♪
このように木の年輪を際立たせる『浮造り仕上げ』は日本の伝統的な加飾技法の1つです。
先日のブログ「大和張りの天井」に引き続き、今回も日本の伝統技法を使いながらリフォームを進めています~楽しい~
ちなみに・・・
タワシでこするのはいいのですが、取れた灰が風に乗って顔が真っ黒黒T__T