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桧の大黒柱がある家、上棟
伊丹市『香居』~上棟~
先日、無事に上棟しました!
今回、構造材の柱・梁にはすべて、岐阜県東白川村から取り寄せた『東濃ひのき』を使用しました。
柱の太さは、すべて120角サイズ(通常は105角)。梁もすべて120幅。ガッチリとした骨組みを造りました。
現場について車から降りた瞬間、ヒノキのいい香り♪
いつも、柱にはヒノキを使っていたのですが(集成材は使いません)、梁まですべてヒノキというのは初めて。
さらに、紅白の布で巻かれている柱は、240角もある大きな大黒柱!!長さ8mもあります。
家の中心に位置し、シンボル的な存在。なかなかの迫力です。
そして、神主さんを呼んで、「上棟の儀」を執り行いました。
地鎮祭は毎回するのですが、上棟式までしたところは今までなく、初体験。昨今では珍しい光景です。
2階は、切妻屋根の形状をそのまま活かした、勾配天井になります。ヒノキ、ヒノキ、オールヒノキ♪
水平の化粧梁は、節がなくスベスベ。桧って、このスベスベ感が最大の魅力なのです♪とってもキレイ~
そして上棟式の最後に、お施主様が挨拶され
「設計を依頼してから丸3年、ようやくここまで形になりました。」と・・・・。
そうか!気づけばそんなにも月日が流れていたのだ、と改めて思い、上棟という記念すべき日を迎えられたことを
本当に嬉しく思いました。色々な想いが初めて形として立ち上がり、感動の1日となりました。
最後に嬉しいお土産を☆
『美感遊創(びかんゆうそう)』というネーミングのお酒。意味は・・・
『美しく感性に訴えるところがあり、遊びがあって独創性をもっているもの』
このネーミングが、私の建築感にピッタリだということで、選んでいただきました。
なんと粋な計らい・・・(涙)。しかも最上級のお酒です。
お施主様には、本当にいつも感謝しっぱなしです。工事監理も張り切ってがんばります!