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某自動車メーカーが所有している、昭和初期に建てられた立派な建物。
普段は、会議や接待等に利用されており、趣きのある庭も広がります。
今回、お盆休みを利用し、
建具や畳を新調したり、キッチン廻りをリフォームすることとなりました。

建物自体は、本当に立派な造りで、畳は、なんと！手編み！！
今は機械編みが主流のため、手で編む職人さんは皆無に等しく、
畳屋さんはとても驚いていました。

こんな素晴らしい建物ですが、照明が･･･。

白い蛍光灯の大きな器具が、無骨についており（写真右上）、せっかくの
空間が台無しです。しかも、光の色は青白い蛍光色。興醒め・・・＞＿＜

今回、照明デザインのお手伝いをさせていただくこととなりました。
今日からの工事ですので、まだ完成写真はありませんが、照明だけでこんな
にも空間が変わるんだ、といういい事例になるのではないかと思っています。

入口門の足元を見ると、
自然石をパズルのようにうまく組み合わせ、敷き並べていました。

『あられこぼし』といいます。
桂離宮でも同じ手法が使われおり、有名な石畳があります。
そういえば最近、桂離宮は以前より簡単に見学することが可能となったそうですので
近々、見学に訪れたいなぁと思っています。