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2つのリビングがある家

家の中に、2つの異なるリビングがある事例です。(木造2階建ての戸建て住宅を全面リフォーム)

上の写真は、1階のLDK。写真奥の目立たない位置にキッチンがあります。
ここの1階リビングは、『お客さんが来たとき用のリビング』で、普段から生活用品をほとんど
置くことなく、日用品はすべて見えない場所に収納できるようになっています。
床は、ヒノキの無垢材を使用。ヒノキは肌触りや匂いがとても心地いいため、ソファーは置かず、
床に直接座ってくつろぎます。もちろん床暖房も入っています。

ダイニングテーブルは、無垢の1枚板で造り付け家具として製作しました。

家具屋さんにお願いすると、お値段が高くなってしまうため、大工さんに作ってもらいました。
違和感なく、結構いい出来上がりです♪
また、冷蔵庫もピッタリ壁の中に納まるよう、設計段階から考えて製作しています。

そしてTV台も無垢の1枚板で造り付け。

TVの右横にある茶色い扉は、引戸になっていて、開けると仏壇が収納されています。
TV左横の扉は、普通の収納スペースです。

下の写真は2階のリビング。

2階は、お施主さまご自身がくつろぐための『自分専用リビング』となっています。
夏はソファーを置き、冬はコタツを置いて、ホッコリと過ごします。
写真右側の部屋が、寝室となっているため、寝る前には、ここの専用リビングで過ごします。
お客さんが来ても、片付けなくていいリビングがあるというのは、とてもラクチンですよね。
また、カーテンをつけるのがあまり好きではない、ということをお聞きしていましたので、
窓にはすべて障子を入れました。

障子紙は張り替えの手間がいらないよう、『ワーロン』という障子紙をアクリル板で挟んだもの
を使用しています。店舗などでよく使用されている素材で、見た目は普通の和紙とまったく同じ
です。水拭きもでき、破れないため、実用的な素材です。