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濃い美術館

事務所から電車で30分程行った所にある、『豊雲記念館』という美術館に行ってきました。

設計は清家清さん。

ここは、春と秋にそれぞれ2週間程度オープンしているだけというちょっと変わった美術館。

建物の外観だけで、かなり圧倒される。すごい迫力。

中に入る前から、この美術館はただものではないというオーラが溢れかえっていた。

中に入ってまたまたビックリ!

迫力のある巨大な石と和紙と木で展示空間が構成されており、異空間…。

丸い穴があいている和紙のスクリーンを覗くと、そこには異国のお面が飾られていた。

いけばなの小原流 三世家元である小原豊雲が心を傾けた「原始美術」的なもののコレクション。

ペルー・メキシコ・ペルシャ・インドなどの様々な民族美術資料を身辺に置くことで、それらを自らの

いけばな作品創造への糧としてきたそうです。

アジア民族と日本のいけばな…。

「いけばな」=繊細 というイメージがあっただけに、両者の結びつきに驚いてしまった。

しかし、たしかに小原豊雲のいけばなは、力強くかっこよかった。

アジアにはやはり縄文的なるパワーの源が存在しているのだろうか。

下の写真は、2階の展示空間。

全体的に暗く落ち着いた感じだが、ハイサイドライトからの光が効果的に演出されていた。

この美術館は、素材のもつ存在感が凄いパワーで空間に満ち溢れている。

ニセモノではない確かなるもの。

自分の目指すべき建築はこういうものだと改めて思った一日でした。