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築160年の古民家リフォーム
古民家再生
| 場所 | 兵庫県丹波篠山市 |
|---|---|
| 延床面積 | 185㎡ |
| 構造 | 木造平屋建て |
| 施工 | 南部建築工務 |
|---|---|
| 竣工 | 2025年10月 |
| 写真撮影 | 冨田英次 |
築160年の古民家を全面リフォームした案件です。 既存梁の高さが低く頭が当たりそうだったため、床を20cm下げるという大掛かりな工事を行うと同時に天井もすべて解体。すると、そこには素晴らしい丸太梁の数々が。この伝統技術の集結ともいえる梁組をそのままデザインとして取り込み、さらに茅葺きが見えていた大屋根部分は「大和張り」という日本古来からある手法を用いて造りあげることに。その結果、元々そこにあったかのように違和感なく溶け込み、既存梁にも負けない力強さのある天井へと生まれ変わりました。また「和」の神髄でもある『ほの暗さ』という感覚を誰よりも尊重し理解していただいたお施主様には感謝申し上げます。 工事期間は1年と長丁場になりましたが「焼き杉」を皆で一緒に作ったり、木部の塗装も汗をかきながら皆で塗ったりと、手仕事の跡がそこら中に散りばめられた、とても思い出深い現場となりました。
伝統技術が集結したこのお家が、このままの形で次の世代まで引き継がれることを切に願います。
