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~写真撮影終わりました~丹波篠山ー古民家リフォーム
長い期間工事をしていた丹波篠山ー古民家リフォーム。先日、写真撮影が無事に終わりました。
撮影が終わると、1つの現場がついに終わってしまったんだと、悲しいような嬉しいような・・・
複雑な気分になりますが、この1年の大変さが走馬灯のように一気に蘇り、感慨深い1日となりました。

床の間のような雰囲気でデザインした玄関廻り。
飾り棚につけた細い竹、図面上では窓の上ぐらいで止める予定でしたが、現場で急遽変更し天井までのばすことに。
こっちの方が断然良かった!大正解♪ この煤竹が1本あるのと無いのとでは、空間の質がまるで違ってきて、
こんなにも雰囲気が変わるんですね~とお施主様にも大絶賛していただきました。

床は豆砂利洗い出し。タイル張りの床もカッコイイのですが、最近はこの洗い出しがお気に入り♪
左官屋さんの手仕事です。
メインのLDKスペース。新旧入り混じった柱と梁が違和感なく溶け込んでいます。

ダイニングテーブルはご主人と大工さんとの共同製作。
長さ2800幅1100もあり、脚は現場に余っていた材木を組み合わせて作りました。いい出来栄え♪

ロフトから見た風景。複雑に入り組んだ梁組が見事です。

そして、窓に和紙のスクリーンが入りました!とお施主さまから嬉しい写真が届きました♪


天井を照らす照明が幻想的な雰囲気を演出しています。
墨色の和紙でできたスクリーン。

和紙選びにも時間をかけ、ジックリと吟味しました。サンプルを何個も取り寄せて実際の窓に張りつけ、
昼に確認、夜暗くなってからまた確認と何日もかけて一緒に選びました。
昼間にいいと思っていても、夜になるとまたガラリと雰囲気が変わり、ちょっとイメージと違うなぁという
ことが度々。色選びは本当に慎重に慎重に・・・と改めて思いました。たかがスクリーンと思いがちですが
今回は壁よりも大きな面積を占めるため、相当な気を遣い選びました。
最終的には大満足!水墨画のような雰囲気で、最後の最後までカッコよくきまりました。

また写真家さんから写真が届きましたらUPします~お楽しみに~
