傳寶慶子建築研究所    KEIKO DEMPO ARCHITECT INSTITUTE   
  手造り感を大切に、素材のもつ美しさを感じていただけるような設計提案をしています。        HOME



2010.12.30 締めくくり 


今年もあと1日で最後ですね。1年って本当に短いなぁ〜と最近つくづく思います。

今年は本当にいろいろな方に助けられ、大成長し、多くのことを感じ、そして学びました。

その中でも今年とくに印象に残ったことは、

業者さん同士の仲の良さが、出来てくる建物に多大な影響を与える、という事実でした!

どこの工務店さんも多くの業者さんを抱えていますが、その業者さんをどう扱っているかによって

出来てくる建物は全然違うものになるのだ、ということを目の当たりにしました。

いつもお世話になっている工務店さんは、業者さんのことを
『仲間』だと言っていました。

たった一言ですが、この言葉に工務店さんのすべてがあると感じ、私はとても感動しました。

工務店さんを中心に『仲間』としての強靭なネットワークが出来ているため、何か失敗があっても、

他の業者さんがフォローしてくれる。また、手抜きをすると他の業者さんから指摘され、やり直し。

言いたいことが素直に言える環境なので、現場の質が自然と上がってくる。

その結果、みんな手抜きすることなくとても丁寧に仕事をしてくださり、とてもいいチームワークだと

しみじみ感じました。

こういった関係を築きあげてきた工務店さんには、本当に感謝感謝です。

以前、業者をコロコロ変えている工務店さんの現場を見ましたが、それはそれは汚い現場でした。

どれだけ安くしてくれるかで毎回業者を決めているため、信頼関係も何もなく、使い捨て状態。

当り前ですが、そんな業者さんがいい仕事をしてくれるはずがありませんよね。

電気屋、ガス屋、左官屋…等々、現場に来る業者さんはすべて手荒い仕事ばかりしており、

お施主さんが本当に可哀想でした。


最後になりましたが

今年1年、私を支えてくださった多くの方々に感謝いたします。

来年もどうそよろしくお願いいたします。
↑毎年恒例の餅つき大会。今年も行ってきました〜。

廻りにいるのは、みんな『仲間』としての業者さんたちです。


2010.12.25 玄関ドア 


昨日からとっても寒く、今日は雪が降っていましたね〜。こんな寒い日は事務所にこもって…

と思っていたのですが、今日は『日野の家』の玄関建具搬入の日でした。寒い。。
『栗』の玄関ドア完成〜♪原木から建具が完成するまでをずっと見てきましたので、とっても感激♪

丁番とフランス落しはHORI(老舗金物メーカー)。黒色の金物って意外とないんですよね…。

玄関ポーチの天井は、杉板張り。この天井ですが、大工さんと一悶着ありました(怒)

私が現場に行くと天井が半分ぐらいできており、よくよく見てみると、今張っている向きと90度逆向きに

板を張っていたのです!ありえない…。以前から張る向きを指定していたのに。。

瞬間湯沸し沸騰器のようにプチンと切れて大激怒。

もめにもめましたが、最終的には私も仲良く手伝いながら、みんなで一からやり直し〜。

天井板の張る方向で、内部からの見え方が全然変わってくるのです。断然今の方がキレイです!

内部も徐々に進んできています。
リビングダイニングの天井が張り終わりました〜。ここも杉板張り。

やはり天井に板を張ると、落ち着き感があります。


2010.12.15 化粧庇 


現在新築中の現場ですが、2階バルコニーの庇が完成しました〜
柱、梁、垂木は桧、野地板は杉、屋根はガルバの一文字葺き。(結構、気合を入れて設計しています)

最終的にはバルコニーの端から端まで格子の建具が入り、今からかなり楽しみです。

下の写真は、化粧梁+鴨居の小口につける板金。
梁の小口から雨が入ってこないようにするための、フタみたいなものですが

みょ〜にカワイかったので、写真に撮ってみました^^


2010.12.9 栗製材 


先日、『日野の家』の玄関建具に使う栗の板を、和歌山まで見に行き、

それが今日、建具用の板として製材され到着しました〜♪
思った通り、白いキレイな肌目で、めちゃくちゃキレイでした。

建具屋さんも、栗材を使うのは初めてで、どんな材料がくるのか心配していたそうですが、

これなら大丈夫!と太鼓判を押してくださいました〜◎

話しは変わりますが、先日、

近所の表具屋さんにフスマの張替えをお願いし、カタログに載っているようなフスマ紙ではなく

「土佐和紙」を張りたいと言ったところ、そんな気の使うような材料は張れないと断られました・・

えっっ。。。

表具屋さんなのに和紙が張れないの(・_・?)と目が点になりビックリしました。

職人さんの技術はどんどん落ちていっているのですね。カナシイ現実です。

せめて当事務所だけでも、職人技術を継承させていくような仕事を続けていきたいと思っています。


2010.12.6 栗材見学 


現在、西宮市日野町で住宅の実施設計をしています。(『日野の家』)

玄関建具に国産の栗材を使うということになり、建具屋さんは材料が揃わないと

2軒も断られ、3軒目にしてようやく製作がスタートとなりました。

栗材を取り扱っている材木店がなかなかなく、結局、和歌山まで現物を見に行くこととなりました。
2年ほど、自然乾燥されていた青森県の栗です。天日干しされていたので、乾燥具合はバッチリ。

写真に写っているのは、汚〜いですが、これを製材すると、白いキレイな肌がでてきます。

めちゃくちゃ楽しみです♪

その後、外壁材に使う予定の『そとん壁』の色を見るため、実際建っているお家を見学に行きました。

八尾で3件、吹田、学園都市、丹波篠山、と2日がかりで廻り、帰りは大渋滞に巻き込まれ大変でしたが、

やはりサンプルと実物ではイメージがまったく違うため、足を運んで大正解でした。

最終は、左官屋さんが、できれば塗りたくない、という色に決まりそうです^^

年内には塗り終わる予定ですが、足場が外れるのは来年ですので、全体像が見れるのは

来年になりそうです。


2010.12.2 セルロースファイバー 


今日は、西宮のとある現場でセルロースファイバーの施工を見学しに行ってきました。

セルロースファイバーとは、新聞紙でできた断熱材のことです。(見た目は紙クズみたい)

まだあまり一般的には知られていないようですが、なかなかのスゴ物です◎◎

一般的に使われているグラスウールなどとは桁違いに断熱効果が違い、調湿機能も抜群。

シロアリやゴキブリも一切こないそうです。

壁一面に透湿シートを張り、その中にホースでセルロースファイバーを充填していきます。

細かい部分にも隙間なく入っていくため、家まるごとキッチリと断熱材で包みこむことができます。
一旦、こういういいものを見てしまうと、次回からも使いたくなります。これは相当いいですよ〜◎◎◎

さて、ここの現場なのですが

私が一から設計した住宅ではなく、元々は違う設計士の方が設計した住宅でした。

ひょんなことから図面を見せていただくことになり、見てみると全部1/100のスケールの図面しかなく

デザインや納まり、使い勝手等もまったく考えられておらず、建売住宅並みのマンガみたいな図面しか

ありませんでした。

建売住宅ならこういったことはよくあることですが、ここのお施主さんは、とってもとってもこだわりのある

方で、構造材、床材はすべて無垢材、しかも海外ものは一切ダメで、すべて国産で揃えること。

壁や天井も調湿するものでないとダメ…等々、各位に渡って徹底したこだわりぶりでした。

当たり前ですが、何も考えていない工務店や設計士とは、考えが合うはずもなく、毎回毎回ケンカとなり、

困りに困って私にバトンタッチされたというわけです。

すでに、上棟していましたのでさすがにプラン変更はできませんが、内部はこれからガラッと変わります^^

最初は、和室のデザインだけするつもりだったのですが、図面を描いていくにつれ、通常ではありえない

ような問題が数多く発生し、すべてのデザイン&納まりを検討することとなりました。

ユニットバスが入らない、バルコニーの防水高さがとれない、窓に手が届かず開けれない、照明が梁に

当たって取り付けできない…等々。。

あのまま、向こうの設計士&工務店に任せていたら、とんでもないことになっていました。オソロシイ・・・

お施主さんも、人生最大の買物を最悪の工務店にひっかかってしまったと、大いに嘆いていました。

みなさんも、工務店選びは慎重におこなってくださいね。

2010.11.19 自宅プチ改造終了 


久しぶりの更新です。

現在実施設計に追われており(詳しくは後日)、なかなかHPの更新ができませんでした。

1ヶ月ほど前に自宅のプチ改造をし、ようやく完成しました〜。

下の写真が、リフォーム前のトイレです。床は一般的なクッションフロアー貼りで

壁は…。クロスだったのですが、10年ほど前に、あまりにクロスの模様が気に入らず

ベリベリベリーっとすべてはがし、以来ずっとそのままでした(笑)

(母親は私の行動を見て、頭がおかしくなったのかと思ったそうです・・)

リフォーム後↓

トイレのど真ん中についていた照明を、奥の壁面に寄せたのですが、たったこれだけで

空間に陰影がつき、グッとよくなりました◎

(ちょっとしたことですが、部屋の印象はガラリと変わります!照明って大切ですね〜)

床は、フロアータイル、壁・天井は和紙クロス。

床、壁ともに、あえて色ムラのある素材を使ったのですが、それがたまらなくキレイです(感激)

あとこだわりポイントは、タオル掛けとベーパーホルダー♪

マットな黒(ありそうで意外とない色です)で重量感もあり、渋い!!超お気に入りです(KAWAJUN製品)♪

あと洗面所廻りは床の色をダークにし、奥まで張り伸ばしました↓

もちろん無垢材(レッドオーク)。
工事途中、水道屋さんが間違って配管を切ってしまい、下の階の天井裏が水浸しになって

大騒ぎになりました(汗)が、なんとか無事終了しました。

2010.10.24 食事会 


昨日、『西宮の家』で完成パーティーの食事会をしてきました〜。

みんなで楽しく、オープンキッチンで料理作り♪
工務店社長は意外にも料理が上手で、ウニをふんだんに使ったウニパスタは絶品でした。

奥様の手料理もとってもおいしく、ついついワインがすすみ、一人でボトル1本あけてしまいました^^

自分の設計した住宅で、大好きなワインを飲みながら、大好きなバッハの曲を流してもらい♪♪

とってもとっても楽しく、幸せな時間を過ごすことができました。
子供さんたちも大喜びで、カワイイ写真が撮れました◎満面の笑み↑

お施主さん、本当にありがとうございました!





2010.10.6 自宅プチ改造 


ただ今、自宅(実家)のプチリフォーム中です。。

廊下から洗面所にかけて床の色が変わっています。変です。おかしいです。

しかも扉がないので余計目立ちます…
というわけで、現在床の張り替えをしています。

自宅は鉄骨なので、床をめくるとモルタルがでてきました。
これを所定の高さまで削らないと、フローリングを張れないということで

機械でダダダダダーーと削ったのですが(すごい騒音で道路工事をして

いるみたい)思うように削れず、たった3帖ほどのスペースですが、丸一日

かかり、業者さんはうんざりしていました(汗)

現在、自宅は解体現場みたいになっており、スサマジイ状態での生活です。

続きは後日〜
2010.10.3 西宮の家U 


またまた西宮で、新築住宅がスタートすることとなりました。

まだ、基本設計の段階ですので着工はまだまだですが、

なかなかおもしろい住宅となりそうです。

プレゼン用の模型↓↓

これからが、楽しみです♪♪





2010.9.23 東山魁夷の世界 


『2010.9.16 山野草』のコラムで、ちらっと日本画家の東山魁夷さんについて

触れたので、彼の描く絵を解説した、とってもしびれる文章を掲載します。

マニアックなので興味のある方だけ、お読みください^^

彼の「色」は、反射光を捉えたものではなく、数え切れないほどの生命の存在を「影」

として捉え、それを無数に重ねて生まれてくるものである。

生きている木々の吐息を、風の匂いを、ひとつひとつ、つぶさに重ねてゆき、その画面

からはさざなみのように命の鼓動が伝わってくる。

多くの画家たちは、光の反射を捉えて描く。

魁夷のそれは、光を吸収したあとの物の「影」を感じ、描かれたものであろう。

静謐で繊細な四季折々の顔をもつ、小さな島国であるからこそ気がつくことのできる

自然界のささやかな生命の営み。

魁夷は、日本人ゆえに育むことのできた「影」を捉える目を持った画家だと思う。

古来、日本に存在した「かさね色目」。彼の色彩には、それに通ずる感覚がある。

そして、そのやさしい色合いの絵からはとても想像できないほど、芯の強さを備えた

人なのだ。本物の強さは、重なると優しさに変わる。



いや〜〜日本人で本当によかったと改めて思います。

影の存在を意識して絵を描くというところが、第一の惚れポイントですね〜。

じつは、建築にも相通じるところがあるのです。

影になる部分が存在するからこそ、光の当たる明るい部分がドラマチックにいきてきます。

すべてが明るいという場所に、さらに明るい光が差し込んでも、なんとも思いません。

明暗があるからこそ、実際以上の奥行きや広がりが生まれたり、キレイな光だな〜とシミジミ

想いにふけったり。。影が存在しなかったら、光のありがたさも分かっていなかったでしょうね。

さて、第二の惚れポイントは、本物の強さは、重なると優しさに変わるという表現です。

これは絵の解説での表現なのですが、またまた私の勝手な妄想で、自分のつくる建築観

さらには、自分の生きていく上での指針みたいに思え、かなり惚れました♪ポイント高いです。

強い意志を持って、力強い空間構成の建築を造っていくのですが、最後に出来上がると

ホンワカした優しい空間に仕上がっている。という感じ。

この優しい空間というのは、なかなか簡単には造れないものです。小さな小さな積み重ねが

最後になって全体の雰囲気を形造ります。なので、細かい納まりもおろそかにできません。

自分で言うのもあれですが、私は自分の造る空間が大好きです。(自己満足^^)

優しさに満ち溢れていると、いつも自画自賛しているのですが、あまり興味を示してくれない

工務店社長には、ハイハイと軽くあしらわれます。寂しいーー

私の大好きなナウシカ(宮崎駿作品)も、猛々しさと優しさを合わせもったカッコイイ女性です。

ナウシカになりたい、と本気で考えた時期もありました(笑)

『強さと優しさ』という言葉は、私の大好きな言葉です◎





2010.9.18 あ゛ーーっっ 


なんということでしょう〜(ビフォアーアフター風^^)

今日、『西宮の家』に行ってきたのですが、玄関前に植えたトクサちゃんが

見事に枯れていました…(泣)(泣)

連日の猛暑に、耐え切れなかったのでしょう。ご臨終でした。。

さて、気を取り直し、早速植え替えをしてきました〜♪
今回は、トクサ+リュウノヒゲに加えて、タマシダも追加し、華やぎをUPしました。

土も保水性のある『けと土』を混ぜて改良し、表面には山野草用の小石をまいて乾燥防止に。

水をかけると、しっとりとした雰囲気になり(京都の料亭のような感じ)すごくキレイでした。

毎日夕方に打ち水をすると、料亭気分が味わえる。そしてそこに、ご主人さんが仕事から帰ってくる。

うんうん。おもてなしの心。いい情景ですね〜。

タマシダは特に水がよく似合いました。葉っぱについた水滴がきれい見えます。

緑は、見ているだけで本当に癒されるので、とってもとっても大好きです。





2010.9.16 山野草 


今日は宝塚にある園芸店に、植物を買いに行ってきました〜。

阪急宝塚線の「山本駅」周辺は、園芸店が目白押し!駅周辺には

大きなお店が30店舗以上あるのです。何か植物が欲しいと思ったら

迷わずここですね〜。とにかく置いている数がスゴイスゴイ。

迷いに迷ってしまうぐらい豊富な品揃えです。

豊富な品揃えと言っても、私の場合、いつも見るコーナーは決まっていますが^^

『盆栽』、『山野草』がお気に入り♪

盆栽はいつ見ても、不思議な魅力にあふれています。小さな鉢植えの中に、

ひとつの世界が出来上がっていて、木のもつ性質や立ち姿までが見事に凝縮還元。

何時間見ていても飽きません。。本当にすばらしい芸術だとシミジミ思います。

さて今日、山野草の中で特に目を引いたものがありました。
小さな小さな花をつける、『シラタマホシクサ(白玉星草)』という植物です。

茎の直径は2mmぐらいで、名前の通り本当に細〜い草のようですが、先に

ちょこんと白くて丸い花がついていて、めちゃくちゃカワイイのです。

雑草かな?と思えるぐらいインパクトの弱い植物ですが、このはかない感じが

とっても心を揺さぶられました。見た目は、線香花火に似ています。

線香花火は最後に玉が膨らんで、そしてポトッと落ちて…。ミョーに寂しくなり

ますよね。でも静かに消えていくから、その生き様までもが美しく見えてくる。

注:線香花火は生きていませんが…^^、でも私には静かなる人生を物語って

いるように見え、無常な世界観さえ感じるのです。

そうだ!『無常観』と言えば!!

日本画家の東山魁夷さんの絵ですよね〜。

長くなりそうなので、この続きは次回のコラムに掲載しますが、彼の描く絵の

解説でとってもしびれた文章がありますので、また掲載します。

話が違う方向にいきましたが、

山野草はどれも『主張し過ぎず、自然な美しさ』を楽しむことが出来ます。

この『自然な』というのがポイントで、私の建築観にも相通じるものがあります。

建築では、当たり前のように納まっていて違和感がないということ自体が、

本当はとんでもなく大変なことなのです。

そこに到達するまでに、周到な計算を繰り返し、ようやくひとつの答えにたどりつき、

その結果、自然な形が生み出されるものなのです。

自然すぎて、お施主さんはまったく気づいていませんが、私にとっては、気づかない

ことこそが密かな楽しみでもあり、うれしさでもあるのです。





2010.9.6 買っちゃいました 


近々、我が家のプチリフォームをするため、昨日ショールーム巡りに行ってきました。

その帰り、フラフラと阪神百貨店のお酒売り場へ〜。


すごい!安い!!思わず飛びついて買っちゃいました^^

ボルドーワインというと、重厚な飲み口、力強いタンニン、フルボディで値段も高い

というイメージがありますが、最近では、果実味豊かでタンニンが柔らかく、さほど

熟成を必要としない『モダンボルドー』が人気になってきているそうです。

初心者にも飲みやすいカジュアルさがありながらも、ボルドーならではの複雑味や

奥行き、長い余韻も楽しめるそうです♪

私は、ワイン初心者ではないので、本当は重厚なフルボディの方が好みなのですが

『限定』『金賞受賞』という言葉にメロメロになってしまいました。(単純^^)

ミディアム8本、フルボディ1本、白のスパークリング1本のセットです。

気取らず普段飲みできそうで、また夜の楽しみが増えました〜。

阪神オンラインショッピングから購入できますので、気になった方はお早めに。




2010.8.25 ゲル作り 


モンゴルで、たまたま「ゲル」作りの様子を見ることができ、参加してきました〜。

地面には、円形状にコンクリートが打ってあり、まずこれに沿って壁を立てていきます。
壁はアコーディオン状になっており、一人でも簡単に持ち運びができます。

そして、この壁同士をヒモで結びます。

これにはコツがいるらしく、間違った結び方をすると、壁がバラバラに外れてくるそうです。
次に、天窓となる部材と柱をヒモで結びます。釘やビスではなく、単なるヒモが驚きです!

簡易すぎて外れてこないのかなぁ〜と少し不安になりましたが、また取り外すことを考えると

ヒモになっちゃうんでしょうね〜。そして、ひっくり返して床の上に置きます。

これも、ただ単に置いているだけです。

職業柄、柱と床を金物か何かでつながないと不安になりますが…。

そして、細い垂木を1本づつ天窓にあけられた穴に差し込み、外周部には、ヒモで引っ掛けます。

ここまで30分ぐらい。あっという間に骨組が完成しました〜。
それから全体をシートで覆って、その上に羊の毛を圧縮した毛布みたいなものをかぶせ、

さらにその上からもう一度シートをかぶせて、ヒモで固定して終了。
1つのゲルを作るのに、慣れた人なら40分ぐらいでできるそうです。

簡単な造りですが、出来上がると意外としっかりしていて、揺らしてもびくともしません。

天窓からの光が結構明るく、天井高さも低いため落ち着いた空間でした。

おもしろい体験ができ、大満足の1日となりました◎





2010.8.23 遊牧民 


お盆休みを利用して、『モンゴル』に行ってきました〜。

見渡す限り草原と地平線。白く見えるのは、遊牧民の住居「ゲル」です。
野生のラクダがいたり、ヤギや羊を放牧(300匹以上います)していたりと、のどかな風景です。

大自然と動物たちを中心に生活が成り立っており、人間は小さなテント「ゲル」で細々と生活。

日本ではありえない光景を目にし、ザ!地球というイメージを強烈に受けました。
下の写真はゴビ砂漠↓

ラクダに乗って移動し、実際生活している遊牧民のゲル内部を見せてもらいました。
冷蔵庫がないため、長期保存用に羊の肉を干していたり、ラクダの乳を搾って発酵させた

ヨーグルトみたいなものも作っており、「どうぞ♪」と振る舞ってくれたのはいいのですが…

す、す、すっぱい!!!とてもとても飲めません(泣)

その後、お茶菓子にと、チーズみたいなものを頂いたのですが、これまためちゃくちゃ硬い!!

石みたいに硬く、ガリガリと歯が折れそうでした。。現地の人はこの姿を見て大笑いしていました^^

その後、通訳の人を通していろいろと話をしていたのですが、やはり大陸続きのモンゴルだけあって

「海」については未知の世界。クジラやジンベイザメの話で大盛り上がりしました。

「クジラを捕ったら、村人みんなで分けて食べるのか?」という質問をされ、ちょっと返答に困りました。

…村人…。都会に住む私たちにとっては、考えもつかないような発想です。

食や文化に関する違いをどこまで説明したらいいのか、本当に難しいなぁ〜と改めて実感しました。

次回のコラムは、ゲル作りに挑戦!です。お楽しみに〜





2010.8.19 ブランコ 


長い休暇を終え、今日は久しぶりに『西宮の家』に

ブランコ作りに行ってきました〜。
工務店さんといろいろ試行錯誤を繰り返し、なんともいえず

かわいいブランコができました。子供たちはおおはしゃぎ^^

私も乗ってみましたが、かなり楽しい〜◎ワクワクしました。

夕方、おいしいスイカをごちそうになりながら、のんびりと

家全体を眺めていたのですが、居心地がいい〜いい〜。

奥様が言うには

家の中の空気がキレイで、今まで使っていた空気清浄

機の
出番がないそうなのです。ビックリ!

やはり、無垢材のパワーはすごいですね。

住んでみて初めてわかる良さです◎◎◎

ニセモノの材料や変な建材は一切使わず、こだわって本物

を選び続けてきたかいがありました。実感していただいて、

本当にうれしいです♪

気持ちのいい楽しい家が完成しました。





2010.8.9 写真撮影 


昨日、建築写真家さんをお招きし、1日がかりで『西宮の家』の

写真撮影をしていただきました。
光の具合によって刻々と壁の表情が変わっていくので、その一瞬を

とらえようと何時間もねばり、300枚近くもの写真を撮っていただきました。

『いい写真が撮れた、やはりこういう住宅の撮影は本当に楽しい』と何度も

何度も言ってくださり、楽しみながら無事撮影が終わりました。

下の写真はおまけ↓
写っているのは、毎度おなじみ工務店社長。

しつこく写真を撮ってくれ〜とせがまれたので、仕方なくパシャリ。

撮った後は、満足気な様子でした^^





2010.8.6 いろいろ施工 


今日は、『西宮の家』の玄関前に植栽を植えました〜。

この植栽スペースは細長く面積も少ないので、それほど時間が

かからないだろうと少々安易に考えていたのですが、穴堀りだ

けで1時間!しかも猛暑。グッタリ…。
この家の雰囲気に合うよう今回は、トクサ+リュウノヒゲを植えました。

そして土壌は、大きめの砂利+砂利と土+土の3層構造にして水はけ

をよくし、おまけにミミズも2匹入れておきました^^

きっといい土になるはずです〜。

その後は、大急ぎでウッドデッキの壁張り&塗装のお手伝い。

カナヅチの使い方が上手い!と工務店社長に褒めてもらいました♪♪
毎日バタバタと現場で作業をしているので、通りすがりのおばあちゃんに

女性の大工さんですか?と言われてしまいました^^





2010.8.3  ダイニングテーブル


先日、工務店さんと一緒にダイニングテーブルを製作しました〜。

足に金物を取り付けて、持ち運びが便利なよう、分解できるようになっています。

あとはひたすら表面を磨く磨く。(この作業、結構時間がかかるのです)
シンプルな造りですが、どっしりとした迫力あるテーブルができました◎

これは、『西宮の家』のお施主さんにプレゼントです♪





2010.8.1  外構&照明


今年の4月から工事を行っていた『西宮の家』が、ひとまず完成を向かえました〜。

まだ一部工事が残っているので、もうしばらく現場通いは続きそうですが、

なかなかいい感じの住宅となりました◎
外部の床は、すべて土塗り仕上げ!

奥様はチョコレートケーキみたい〜と言っていましたが、階段の角を丸〜く塗り回して

なんとも言えずカワイイです。

そしてそして、ついに待ちにまった玄関照明が届きました。
建築家の伊東豊雄氏がデザインした『MAYUHANAU』

本当に繭でできているみたいな優しい雰囲気で、触るとすぐにでも壊れてしまいそうな

はかない感じがうまく照明に表現されており、とても美しいです。

今期は、たったの13個しか製作していないというから驚きっっ。

障子と窓から見える緑との相性もバッチリOK。本当にキレイです。





2010.7.19  珪藻土塗り


昨日、『西宮の家』のお施主さんと一緒に、セルフビルドで珪藻土を塗りました〜。

私もお手伝い…!?右写真では、なかなかさまになっていますが。。
以前、この壁塗りのためにと、ハリキッテ「珪藻土塗り教室」に行って事前練習を

していたのですが、やっぱり上手く塗れず(泣)ほとんどを奥様と工務店社長との

2人にお願いしました。

奥様は、今回初めて壁塗りをしたそうですが、とっても上手♪

応援に来てくれていた左官屋さんも、ベタ褒めしていました。

思い出に残る楽しい時間が過ごせ、いい一日でした。





2010.7.17  クロス貼り


今日でほぼクロス貼りが完了しました〜。今回は、壁、天井ともに珪藻土クロスを使用。

通常の壁紙とは違い、とてもデリケートな素材なため、職人さんは手間ヒマかけて下地

処理をし(なんと5工程にも及ぶ下地処理!)、緊張しながらの施工となりました。

一般的な職人さんでは、この壁紙をキレイに貼ることが難しいため、よりすぐりの職人さんを

揃えてもらい、社長自らも施工していました。

そのかいあってか、キレイ〜キレイ〜

とっても柔らかな優しい空間で、のほほ〜んとします。光もキレイ◎


このキレイな空間を何年もキープするため、じつは壁ボードを張る段階から下準備をしていました。

↓ボードとボードのジョイント部分に、金物を挟んでいます。
クロスは施工して何年かたつと、100%ひび割れが生じます。

これはどうがんばっても避けられないことので、しょうがないか〜とあきらめていたのですが、

それではアカン!と工務店さんが頑固に言い張り、いろいろと探し回ってくれました。

あまり知られていない金物なので、正直、どこまでの効果があるのかは未知ですが、来年夏

の1年点検のときには、結果がわかるはずです。

楽しみです♪





2010.7.10  家具製作


現在新築中の『西宮の家』ですが、ようやく終盤にさしかかってきました。

ただいま造作家具を製作中〜。
家具屋さんに作ってもらうと値段がとても高くつくので、今回はすべて

大工さんに製作してもらっています。
いろいろと無理難題を言って、通常ではしてくれないようなことまでお願い

していますが、大工さんはありとあらゆる道具を使って対応してくれています。
建売住宅では、2種類の道具さえあれば家1件建つそうですが

今回は何十種類の道具が登場したでしょうか。。数えきれません。

家具職人になれる程の腕前を持っている大工さんに大拍手でした〜^^





2010.7.6  建具


昨日は建具屋さんから急遽呼び出しがあり、打合せでした。
今回、障子の桟を片面だけではなく両面格子とするため、通常以上の打合せが

必要となりました。障子の桟が片側からはずれるように(紙の張り替えのため)、

枠の内側に付子(つけこ)とよばれる桟がもう一重まわります。

左上の写真が、その納まり検討なのですが、一方は、角を45度にしていて、

もう一方はタテ勝ちとなっています。

私は、この45度納まりがすごくキライで、タテ勝ちにして欲しいと図面に指示して

いたのですが、こうすると桟が障子紙に引張られてゆがんでくるといわれました。

45度とタテ勝ちでは、力のかかり具合が全く変わってくるそうです。

(ちなみにこの桟は、6mm幅の細〜いものです)

おおぉ……

こんな小さなところにも意味があって、その結果こういうデザインになったのだと

改めて職人さんの技と知恵に感心しました。

ん〜勉強になった。

そういえば2〜3分ですむ話だからと呼ばれ→気づけば2時間がたっていましたT_T






2010.7.5  信楽


先日、トイレに置く手洗いボールを探すため、お施主さんと

工務店さんと一緒に信楽に行ってきました〜。
大小さまざまな手洗いボールが300種類近く置いてあり、

お皿やコップ、浴槽まで販売していて、ワイワイと買物を楽しみました。

私は、お酒セットを購入↓かわいいデザインに一目惚れです。
帰り道におもしろいものを発見!

『たぬ木』と書かれた看板が目に入り、フト見てみると

木にタヌキがたくさんとまっていました^^大爆笑〜







2010.6.24  外観


ジャンジャジャーーン。

ようやく外部足場が取れ、家全体が見渡せるようになりました。

この瞬間をずっと待ち望んでいたので、大げさですがウルウル感動しました。
ザラザラとした土壁の表情がとてもいい感じ◎◎◎

道行く人は、みんな振り返ってこの家を見ていきます。うれしい〜^^

あと1ヶ月ほどで、完成予定です♪




2010.6.20  足場板


昨日、工務店さんと一緒に「足場板」を選びに行ってきました〜。

足場板??通常は、職人さんの足場用として使う板なのですが

厚み3p、幅23p、長さ4mの杉の無垢材で、この厚み、この長さ

でとんでもなく安いのです。お得♪
材木屋さんに行って、「足場板を選ばしてください〜」と言うと、

「そんなん見ても、足場板なんだから節だらけでいい板なんかないで〜」

と言われ、そんなの見てみないとわからないやん!とムカムカッ。

在庫品を全部調べるぞ〜〜と半分ヤケになりながら、全部チェックしてきました。

結局全部で35枚選んできたのですが、そのうち5〜6枚は、完全に節なし!

おおーー。(拍手)

残りも多少節があるものの、それほど目立たず、いい材が結構ありました。

材木屋さん任せにしていると、節の少ないものと言っていても、イマイチな材

ばかり届くので、やっぱり自分の目で確かめないとダメですね。。

さて、いきなり全然関係のない写真ですが、窓廻りの枠納まり写真です。
写真で見ると普通に納まっていますが、3方向から枠がぶつかり

ちょっとややこしく、大工さんは3回もやり直していました。

昨日出来上がったのを見て、わぁ〜キレイ〜〜図面通りに納まった〜

と自画自賛でした(笑)^^

こういう瞬間が、とてつもなくうれしいのです。





2010.6.17  天井張り


現在工事中の住宅の、天井張り風景です。

寝室ということもあり、柔らかな木目の
白い吉野杉を張っています。

光がキレイに反射し、とってもとってもキレイ♪

朝、この部屋で目覚めるとウキウキしそうです。
『いい建築は、その空間の中で目覚めたときに初めてそのよさがわかる』

と言われています。

この住宅も、そう思っていただけることを願います。

じつはこの天井、張り並べる順番をあらかじめ決めてから張っています。

普通は、そんなめんどくさいこと誰もしません。私の単なるこだわりです^^

50枚あったので丸1日かかりましたが…(汗)でも大満足◎◎◎

ちなみに1階の床は190枚あり、張るのに4日かかりましたが、これも1枚

ずつすべて張る順番を決めました。さすがにこのときはグッタリ。。

毎日ずっと木目を見ながらあーでもないこーでもないと吟味していたため、

目がおかしくなり、しばらくは何を見ても桧の木目に見えていました。

自分の腕や顔の色までが木目模様に見えて、ちょっとおもしろかったです^^





2010.6.13  夢の構想


2〜3日前の新聞に、夢のような建築の記事が載っていました。

-環境アイランド GREEN FLOAT- と呼ばれる

高さ1km、直径2〜3kmという超超巨大タワーを海に浮かべ、そこに

3万〜5万人が暮らせる完全自給都市を造ろうという構想なのです。
高層緑化、生態系の形成、自給自足のための植物工場や海洋牧場、

雨水利用、太陽熱利用、さらに二酸化炭素の排出ゼロ…等々

世界中の先進テクノロジーを使って、環境問題解消や省エネルギーを

目指したタワー都市で、『植物質な都市』と表されていました。

おもしろい!ナウシカの世界にでてきそうな夢のような話だな〜と思って

見ていると、なんとなんと!15年後に実現する動きが始まったそうです!

詳しくは↓

http://www.shimz.co.jp/theme/dream/greenfloat.html

大手ゼネコン清水建設さんのすばらしい構想です。待ち遠しい〜〜





2010.6.5  杉の机


ジャジャーーン。で、でかい!!
先日、奈良の吉野で選んできた杉板を加工中。

杉板の皮がそのままついており、ヤニが少しでていたので、

サンダーで軽く表面を削りました。
かなり迫力のある机です。勉強はかどりそう〜^^



2010.6.2  豊岡へ


先日、兵庫県豊岡市にある『床瀬そば』というお店へ行ってきました。

昔の民家をそのまま利用した店内に入ると、なにやら香ばしい匂いが。。

囲炉裏でヤマメや松葉肉と呼ばれる鶏のあご肉(1羽から1個しかとれない)

を焼いていた匂いでした。歯ごたえがあり、しっかりとした味のある鶏肉です。
お蕎麦は、黒っぽい色をしており風味が抜群。地元の山で採れる自然薯を

つなぎに使っており、風味豊かで絶妙な食感でした。おいしい〜

その後、もう一軒お蕎麦屋さんをハシゴし、それから美方郡香美町にある

安藤忠雄氏設計の「木の殿堂」を見学に行きました。
安藤さんといえば、コンクリート打ち放しのイメージがありますが、ここでは県産材の

スギをふんだんに使っています。内部には巨大な長〜い柱が林立しており、上部は

井桁に梁が組まれ、おもしろい空間でした。
しかし木造という感じはまったくなく、どこまでいってもやはり安藤建築は安藤建築だ

なぁ〜という印象を受けました。木を使っていても、空間構成はコンクリート。

軸線をピシーっとまっすぐに通し、建物の真ん中からは丸く切り取られた空が見えるよう

になっており、スパッとした切れ味ある建物でした。

さぁ帰ろう。んん…道がおかしいぞ…迷い中迷い中。。

なんと道を間違え鳥取まで行ってしまい、最悪な帰路になってしまいました…(泣)



2010.5.29  左官上塗り


今日は、左官の上塗り仕上げを見てきました。

まずはラフ〜に平らに塗って、2時間ほどたって半乾きになってから剣山の

ようなもので、ガリガリと表面をこすります。
下にいると、バラバラバラ〜と砂の雨が降ってきたような音とともに、材料が

たくさん落ちてきて、ちょっともったいない気分になりましたが、拾って集める

とまた使えるそうです^^

今回、外壁は『白洲そとん壁』という火山灰でできた100%自然素材のものを

使っています。呼吸する外壁材で、25年間メンテナンスフリー♪

しかし自然素材のため、たまに色ムラが出るみたいですが、おもしろい解決策

がありました。なんと!トイレに使うサンポールを水で薄めて噴きかけると、

キレイに色ムラが消えるそうです。これにはかなりビックリしました。

左官屋さんからの、こっそりマル秘情報でした〜



2010.5.28  左官下塗り


現在進行中の『西宮の家』ですが、ようやく外壁の左官下地が完成し、

明日からいよいよ上塗りにはいります。

シャーーシャーーと、リズミカルな音を立てて壁を塗っている様子は見て

いるだけでおもしろく、足場の上で釘付けになりました。
あまりにジーーと見ていたためか、「メッシュシートの塗りこみをやってみるか」

と言っていただき、思わずニッコリ。

「同じ方向ばっかりにコテを動かしたらいけない。もっと力を入れないと〜」

などたくさん注意され、ありえないぐらいの時間をかけて90p角ほどの面積に、

メッシュを塗りこむことができました。

私の塗ったところだけ、はがれてこないことを願います^^

それと、本日、工務店さんと共同の垂れ幕が完成しました〜
現場にかけると、結構うれしいものです。

近々、HPに工務店さん紹介ページを掲載する予定ですので

またのぞいてみてください。



2010.5.18  お蕎麦


去年の春ぐらいから、おいしいお蕎麦屋さん巡りにはまっています。

もともと、お蕎麦は大好きでよく食べていたのですが

最近は、遠出をしてでも食べてみたいと思い、いろんなところを訪れています。

今回紹介するのは、兵庫県篠山市にある『一眞坊』というお店です。
この『一眞坊』さんのそば切りはちょっと変わっていまして、

そば生地をたたまず、刺身包丁で布を裁断するように切っていくため、「裁ち切りそば」

と言われています。切ったそばの断面が滑らになり、のびにくく、食感がとてもGOOD

なのです。久しぶりに食べて、あまりのおいしさに感動しました。

それと、このお店はそばだけでなく、鴨がめちゃくちゃおいしいのです。


右上の写真は、鴨ロースのたたきで1600円もしますが、肉がとっても柔らかくジューシーで

今までどの店でも味わったことのないぐらい、かなりおいしいです。

一押しです♪



2010.5.15  お手伝い


昨日、現場のお手伝いをしてきました。L型アングル(鉄製)への穴あけ作業です。

このL型アングルは、薄い間仕切り壁を補強するために入れます。

一般的な納まりと、ちょっとでも変わったことをしようとすると、耐久性や使い勝手等考えることが

山のようにでてきます。

デザインの美しさだけではなく、こうした見えないところへの配慮が、長い目で見たときに

歴然とした差で現れてきます。

ちなみに、住友林業さんもこの手法を使っているそうです。
板金屋のおっちゃんに、『今度は鍛冶屋の仕事をしてるのか〜』と言われました^^

毎日現場に行って、いろいろとお手伝いしているので、だんだん職人さんとも仲良しになってきて

いろいろな話を聞くことができ、かなり楽しく勉強になります。







2010.5.9  ガラス取付


昨日、ハイサイド窓のガラスを取り付けました〜。

横長の大きなガラスは、特注品!重さが60キロもあるため、1階から2階に

あげるだけでも大騒動。

工務店社長もお手伝いし、重い重い(汗)とフーフー言っていました。
しかしこのガラスは、2階よりさらに上部にある吹抜けの上に取り付けるため

作業は極めて困難。細〜い細〜い足場の上に乗っての作業です。

万が一、足を滑らせて落ちたら、7m先の1階までまっさかさま↓職人さんは、

スイスイこの細い板の上を歩いていますが、見ているだけでゾーっとして足が

すくみました。

とりあえず何事もなく無事に完了し、ホッと一息ついた一日でした。






2010.5.2  オスモ塗り


先日、吉野まで取りに行った
桧の床板にみんなでオスモ(自然塗料)を塗装しました〜。

今回、床暖房を使用するため材に狂いが生じないようにと、事前に
熱圧処理をかけてもらった

のですが、桧の油成分が必要以上に出てきて、当初は表面がプラスチックのようにツルピカに

光っていました。このテカリ加減はちょっとイヤだなぁ〜と思っていると
なんと、オスモを塗り始めるとそのテカリは消え、自然な木の質感に戻り、とても柔らかな表情に

変わりました。これにはビックリ。

表面は何も塗っていない状態と見た目はまったく同じなのですが、水や油、ソースにケチャップ等、

何をこぼしてもシミがつかず、キレイな状態が保ちます(実験済み)。本当に優れた塗料です♪

塗装は2度塗りをしたため、全部塗り終えるのに4人がかりで丸一日かかりましたが、仲の良い

塗装屋さんが塗り方指導に来てくださり、思いのほかスムーズに塗れました。感謝感謝です。




2010.4.30  吉野へ


今日は、床板に使う『桧』を吉野まで取りに行ってきました〜。

やはり桧は、いい匂いがして癒されます。

ついでに、勉強机となる『杉の一枚板』も選んできました。
長さ3m、厚み6pで、樹齢はなんと想定130年!!

そこらへんの木材とは重みが違います。本当にキレイでした。





2010.4.27  上棟


先日、『西宮の家』が無事に上棟しました。祝祝祝☆

半年もの間、じっくりとプランを練ってこだわりにこだわった家ですので、

実際に1/1で建ち上がったときには、本当に感動しました。
↑1階から見上げたところ

吹抜け空間が大迫力です。
↑2階から見下ろしたところ

2階建てですが、空間的には3階建て…いや4階建て(5階に増えるかも)

のおもしろい構成になっていて、心地よい居場所がたくさんある楽しい家です。






2010.4.18  珪藻土塗り教室


に行ってきました。

現在工事中の『西宮の家』ですが、寝室は自分たちで珪藻土を塗ろう〜ということになり、

そのための事前練習に行ってきました。

写真は、お施主さんの息子さんです。なかなかさまになってますね〜
写真では、いい感じに塗れたように見えますが、実際はなかなか理想通りにはうまくいかず

コテを何度も変え、あの手この手で塗ってみましたが、う〜ん…という出来栄えでした(泣)

こんな小さい面積を塗るだけでもかなり大変!

左官屋さんってスゴイなぁ〜と改めて実感しました。


何でも自分でやってみないと、その難しさってわからないものですね。







2010.4.16  基礎


ちょっと前から現場が始まり、ようやく基礎が完成しました。

当事務所では、図面を描くだけではなく現場監理もしているため、工務店さんには

いろいろとワガママを言って、間違いのないよう正確な仕事をしてもらっています。
まずはこれ↑

コンクリートを打つ前に、現場でコンクリート試験を行います。

万が一、不具合のあるコンクリートが運ばれてきたときには大変ですので、きちんと

チェックをしています。次に重要なのがアンカーボルトの設置。

下の写真の青い金物は、アンカーボルトをきちんととめて、動かないようにするための

ものです。
通常はコンクリートを流しこんでから、田植えをするみたいにアンカーボルトを差し込んで

いくのですが、それではボルトが斜めになったり、所定の位置にこなかったりと、かなり

バラツキが生じます。基礎屋さんは、
今までこんな金物を使ったことがないとイヤ〜な顔

をされましたが、一般的に行われている『ボルトの田植え』施工は、本当に最悪なのです。

建築現場で通常当たり前のように行われていることが、必ずしも正しいとは限りません。

現場では当たり前のことでも、設計者からすると、なんてことしてるの〜!と怒りたくなる

ことがたくさんあります。

先日も、配管の細かい配置を水道屋さんに口出しし、職人さんにムスッとされました…。

あまり言うと気を悪くするな〜と思いながらも、一度気になりだしたら言いたい病がとまらず

ついつい口出ししてしまいます。

前の現場でも、そんなに細かく指摘すると嫌われるで〜と、大工さんに冗談半分に言われ

ましたが、今回は本当に嫌われそうです…(泣)







2010.4.6  西宮の家


半年に及ぶ長い設計期間を経て、無事に着工を迎えることができました〜(祝)

南、東、西とビッチリ3階建てに囲まれているため、朝はほとんど光が入らず、

何も考えずに建てると、家中真っ暗、窓を開けるとお隣さんとコンニチワな家となってしまいます。

さてさて、どんな解決策があったのでしょうか。楽しみです。
今日は図面通りに鉄筋が組まれているか、コンクリートのかぶり厚さはきちんととれているかなど、

配筋の自主検査を行ってきました。





2010.3.21  材木屋


昨日、
奈良の吉野から材木屋さんが打合せを兼ねて事務所に来てくださいました。

現在計画中の住宅で、無垢の床板や造作等、ふんだんに木を使います♪

この社長さんがこれまたとてもおもしろい方で、木について熱い想いと信念をもって

仕事をされています。どんな状況でも、


よい品質

施工性のよさ

クレーム処理

までをトータルに考え
、商品を渡したらハイ終わり!というのではなく、最初から最後まで

きっちりと責任をもって対応をしていくということを、常に社員にも指導しているそうです。

こんな社長さんですが、最初は木を見ても杉と桧の違いがわからず、本当に素人同然

の状態で、まわりの人に助けられながらのスタートだったようです。

世間では、人を騙してお金儲けだけに走り、めんどくさいことは一切しないというような

人たちがたくさんいますが、幸いにも私のまわりには、工務店さんを始め各業者さんが、

お金ではなく本当にいいものを造りたいと素直に思い、真面目に取り組んでくれています。

本当に有難いことです。。

それぞれの業者さんとのやりとりを、工務店任せにするのではなく、すべて一緒に参加し

話し合い、細かい微調整まで詰めていきます。

業者さんと直接話しあうことで、予想外にいい方向に話しが進んだり、いろいろな面で

協力してくれたりと、いいことだらけです。

何もわからなくても、聞けば丁寧に教えてくれます。

やはり建築は人と人とのつながりのなかで、いいものが出来ていくのだなぁ〜と

改めて実感した一日でした。

建築って思っている以上に泥臭いです。

クールビューティーではダメですね。

最後は人です。人人人。






2010.3.11  照明


住宅を設計する際、いつも照明には頭を悩まされます。

プランがいくらよくても、照明の配置次第で空間はよくも悪くもなりうるからです。

現在計画中の住宅で、照明計画をどうしようか?という話しになり、

とりあえず照明は照明のプロに聞こう!ということで何社かショールーム巡りをしました。

そこでは、照明に詳しいのか詳しくないのかわからないような営業のお姉さんが

各フロアーを案内し、いろいろと実物を見て、当たり障りのない照明を選んでいただきました。

しかし…う〜〜ん…なんかパッとしない。。

やはりどのメーカーさんもほぼ同じで、部屋の真ん中にあまりオシャレとも思えない

シーリングを提案。さらに部屋の四隅にダウンライトをつけて…とかなりイマイチ。

建売住宅の照明と何が違うの・・・。一緒やん(怒)!

店舗や商業施設では照明デザイナーさんが照明計画をし、とってもオシャレ。

しかし、住宅の照明計画を照明デザイナーさんに頼むと、お金がかかってとてもじゃないけど

そこまでの余裕はない。。んん…どうしよ〜と悩んでいたところ、

DAIKO電機さんに照明のクリエーター集団がいることを発見!!

TACT』という住宅や店舗の照明デザインを手がけるエキスパート集団がいたのです♪

エキスパート集団と言っても、、すべてがDAIKO電機の社員さん。

なので打合せや照明の提案など、すべて無償でしてくれるのです。

これはいい。早速、打合せをお願いしました。

結果は…

さすが照明のプロ☆ショールームのお姉さんとはまったく違いました。

自分では到底思いつかないような、オシャレな提案をたくさんしていただき、

複雑な空間構成にも、説得力のある柔軟な対応で解決していただきました。

TACT』住宅チーム代表の高木英敏さん。この方は、全国で講演会を行ったり、

本を出版されたりと意欲的に活動をされています。
お施主さんから、この本はかなりおもしろいと勧められ、早速購入♪

どこ照らしとんねん。そんなにエアコンが偉いのか?換気口もエレガントらしい。なんでやねん!』

などなど、おもしろいコメント付きで、エアコンや換気口を見事!?に照らしている

失敗パターンの照明計画を紹介したり、ダウンライトはこう並べると美しいなど、

照明計画の基本をわかりやすく解説し、写真も多く掲載されています。

照明に興味をもたれた方は是非読んでみてください。

何度も笑えて、おもしろく勉強できますよ◎







2010.3.1  芸術的焼肉店


先日、神戸の北野坂にある焼肉店をプチリフォームするので、入口廻りをデザインして欲しい

という依頼があり、何となく気乗りがしないなぁ〜と思いながらも、依頼を断るわけにもいかず

お店を見に行きました。

ところがところが!

実際見てみると、私の予想をはるかに上回る、芸術作品のかたまりのようなすばらしいお店で

テンションあがるあがる〜。
入口の扉は、複雑な組子でデザインされ、とってもオシャレ。

壁には細かい細かい装飾が施されたタイルが張ってあり、目を見張る美しさでした。


内部は、荒々しい土壁。間仕切りには、ひとつひとつデザインの違う組子格子がはめ込まれており

本当に見惚れてしまい、何時間いてもあきませんでした。
とにかく凝りに凝っています。

このお店のオーナーさんは、まだ若い女性の方で、私と好みがバッチリ合い、最初から意気投合で

ワイワイ話しが進みました。

一部、壁紙が貼ってあるところがあり、それをどう変えましょうか〜という話しになり

和紙を貼って、その上から柿渋(自然の塗料)を塗り重ねていって深みのある渋い色を出しましょう〜

という提案をしたら、とても気に入ってくださり、そこからまたどんどんとイメージが膨らんでいきました。

4月にオープン予定です♪楽しみ楽しみ。



2010.1.2  謹賀新年


新年あけましておめでとうございます。

今年は正月早々、大忙しの一年がスタートしました。

皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、いきなり話しは変わりますが

昨年の年末に衝撃的な映像を見てしまいました!普段はあまりテレビを見ないのですが

年越しはクラシック番組を見て過ごそうと思い、NHKの芸術劇場を観ていました。

それがこれ↓
バレエなのですが、思わず目が釘付けになってしまいました。

曲目は、ラヴェル作曲の『ボレロ』

単調な音楽に合わせて、ステージの真ん中で一人の女性が踊っている、という単純な構成なのですが

これがまたなんともかっこいい踊りなのです。

真っ暗な中に妖しく浮かびあがる真っ赤なステージ。

この設定がまず惚れますよね〜

クラシックバレエという感じではなく、とても前衛的なイメージのバレエで

肉体美もさることながら(女性ですがスゴイ筋肉です)、とにかく動きが美しい!

この女性、100年に一度のスーパーバレリーナと言われている『シルヴィ・ギエム』さん。

この『ボレロ』を踊れる人は、世界でも10人足らずとか…。

本当にスゴイ。口が開いたままで見惚れてしまいました。

しかし残念ながら、ギエムさん主演のDVDは発売されておらず、代わりに

ジョルジュ・ドン主演のDVDを早速購入してしまいました♪

こちらは男性が主役で踊っています。

これまた女性とは一味違う、力強さとなまめかしさがあり、これはこれで美しい作品でした。

You Tubeでジョルジュ・ドンの『ボレロ』動画が観れます↓興味のある方はどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=PQb9x6H3TlE



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