傳寶慶子建築研究所    KEIKO DEMPO ARCHITECT INSTITUTE   
  手造り感を大切に、素材のもつ美しさを感じていただけるような設計提案をしています。        HOME


2017.7.24 『枚方の家上棟しました』


先日、「枚方の家」が無事に上棟しました~。

立っているだけでも汗が流れる暑さの中、大工さんって本当にすごいな!

と毎回敬意を表する日でもあります。(屋根の上は、本当に灼熱地獄のように暑いのです・・・)
敷地が道路面より上方にあるため、建物を下から見上げるような形となり、それに加え

屋根も大きく張り出したデザインとしているため、実際の面積以上に迫力満点です。

階段をあがってすぐのところは、深い軒のある玄関ポーチとなっています。


そして2階からは、空の見えるハイサイド窓が取り付きます。
こちら方向には、お隣さんの窓がたくさんあるため、目線の高さに窓をつけてしまうと、

こんにちは~という感じで、窓を開けたくてもあけれず、毎日カーテンを閉めっぱなしという

悲惨な状態に・・・。そんな生活は絶対に避けたいですよね。

『ハイサイド窓』は、部屋の上部から光が降り注ぐため、通常の高さにつける窓よりも明るさと

広がりを感じます。その上、『空しか見えない窓』って、なんだかちょっと贅沢。

窓の位置や大きさは、住まいの中ではとっても重要な要素なのです。
2017.7.13 『古建築巡り-2』


ずっと以前から行きたかった、伊勢神宮へ。

朝の神聖な空気感を、どうしても体感したかったため、夜中の3時半に出発、朝6時前には到着、

という強行ツアーで行ってきました。やはり朝1番は、空気の質が全く違うものですね。
なかなか言葉で表現するのは難しいのですが、早朝はすべてが静まり返り、空気がピンーと張りつめています。

この広大な敷地の中で、木々の揺れる音、水の音、鳥や虫の鳴く声、自分が歩く砂利の音しか聞こえず、神聖な

領域に足を踏み入れてしまったのだ、という緊張感が漂いました。すべてが新鮮な雰囲気です。

7時半頃になると、徐々に参拝者の数も増えていき、空気の質がいつもと同じ日常的なものへと変わっていきます。

この季節は、朝5時~7時ぐらいが一番の神聖な時間帯なのでしょうね。とても貴重な体験を肌身で感じました。

また、初めて見る神職さんの姿にも、ワクワクしてしまいました。

<内宮> 風の神を祀る別宮 『風日祈宮(かざひのみのみや)』
分厚い萱葺(かやぶき)屋根が特徴の『唯一神明造り(ゆいいつしんめいづくり)』の建物です。

萱葺(かやぶき)屋根というと、分厚くて、どこかモッチャリとしたイメージがあるのですが、

ここの屋根は、頂部と軒先とで厚みが違い、エッジもシャープに切り取られ、シャキっと洗練された印象を受けました。

木材はすべてヒノキを用いており、敷地内には朝露の影響でしょうか、ヒノキの匂いが立ち込めていました。
ヒノキは、そのすべすべとした質感がとても美しく、また匂いにも気品があるため、神聖な建物にはとてもマッチします。

肌で感じる空気だけでなく、匂いまでもが新鮮です。

美しいプロポーションの『五丈殿(ごじょうでん)』
屋根の勾配が急な方が、美しプロポーションになるのかな、ということが徐々に実感として沸いてきました。

この建物は、天候の悪いときにお祓いや儀式を執り行う際、利用します。

また、建物の長さが5丈(約15m)あることからこの名前がついたそうです。

<内宮> 『御稲御倉(みしねのみくら)』
神宮内で育てられた稲を保管しておく蔵です。

神宮内では、お供え用のお米だけでなく、50種類以上の野菜や果物、塩なども作っています。
屋根の上に乗っている丸太のようなものは、鰹木(かつおぎ)というのですが、木口はすべて金色に着色されており

朝日が当たると、神々しく光輝いていました。この蔵も、大きすぎる屋根がなんとも言えず、カワイイですね。

<外宮>神様の乗り物とされている、神馬がいる場所 『御厩(みうまや)』
屋根は、ヒノキの板を並べただけという簡素な造りですが、リズム感があってとてもキレイです。

下の写真の方が、より凹凸感がわかるかと思いますが、

板を交互に上下にずらして張る『大和葺き(やまとぶき)』という葺き方を用いています。
陰影がつき、立体的に見え、とても美しいですね。

<外宮> 地主の神様を祀る『土宮(つちのみや)』
他の別宮がすべて南向きなのに対し、この土宮(つちのみや)だけが東向きとなっています。

実際、建設される際にも、この方向が問題となり、朝廷で論議になったそうですが、

南向きに建てれば正宮を後にすることになるとか、地勢の便宜上の理由だとか・・

諸説あったそうですが、最終的には、東向きとなったそうです。

また、地面を見てみると、敷き詰められている石が、白と黒との2色に色分けされていました。
白い石は、『御白石(おしらいし)』と言い、神様により近い場所にのみ敷かれています。

おそらく、神様の通る道なのでしょうね。
この場所には、神様や草木に宿る精霊たちが、本当に存在するかもしれない・・・

そう感じざるを得ないような、圧倒的なパワーが漂っていました。

今回は、初めての訪問でしたので、どこを見渡しても、ただただ圧倒されるばかりで、

まったく頭がついていきませんでしたので、また近いうちに再訪したいと思っています。

伊勢神宮の神聖な空気感の魅力に、惹きこまれ、虜になってしまった体験でした。
2017.7.6 『古建築巡り』


先日、滋賀県にある石山寺へ行ってきました。この季節は本当に緑が美しい。
お寺特有の屋根の端が反ったデザインは、重たい屋根を、軽快に見せるテクニック。
屋根は檜皮葺。木の皮を何枚も何枚も張り重ねて造られる美しい素材です。

美しい屋根の曲線と、エッジのきいた先端部分。

先端が苔で覆われているため、廻りの木々と同化しているように見えます。

さて、今回ここを訪れた最大の目的は、この日本最古の『多宝塔』。
単に古いというだけでなく、数ある多宝塔の中でも傑出した美しさをもつとされています。

キュッと引き締まった軸部に対して、大きすぎる屋根が優雅に覆いかぶさり・・・
抜群のプロポーション!まるでエレガントな女優さんを見ているかのようです。

本当に鳥肌がたつほどしびれる建築です。

そしてこちらは、多宝塔とは正反対。男性的なカッチリとしたデザインの鐘楼。
これまた美し過ぎるプロポーション!!2度目の鳥肌ポイントです。

こちらも大きな屋根と、裾に向けて広がるデザインが特徴的で、なんだか武士のように見えますね~
下から見上げると、屋根がいかに深く大きく出ているかが実感できます。

雨の多い日本では、建物を雨から守るため、様々な工夫を重ね、独自の構造と形を発展させてきました。

複雑な組物を用い、垂木も2重に組むことで、外へ外へと長く屋根をのばし、深い陰影のある軒を形造っています。

用と美を兼ね揃え、さらに洗練されたプロポーション。この寸法感覚は実践にも活かしていきたいなぁと改めて思いました。

古き建物から学ぶことは、まだまだたくさんありますね。
2017.6.29 『休日の過ごし方』


昨日、何ヶ月ぶりかにお休みをとらせていただき、お蕎麦&美術鑑賞に行ってきました。

以前も紹介したことがあるのですが、芦屋の山の中にひっそりと佇む『むら玄』さん。
気に入って何度も訪れていますが、ここは本当にロケーションが最高です。

新緑の季節、ラッキーなことにちょうど雨あがりのタイミング。

緑は、雨上がりが一番美しく、活き活きとして見えます。このシットリ感に癒されます。

下見板張りの外壁。
塗装が剥がれ少し傷んでいましたが、この陰影のある表情・連続性がとても好きで、どこかで使ってみたいなぁ~と、

密かに想いを馳せている外壁です。

その後、兵庫県立美術館で開催されている美術展へ。安藤忠雄氏設計の螺旋階段。
螺旋階段って、美しいですよね~この絶妙な曲線がなんともエレガント。お気に入りの場所です。
今期の美術展は、ボス、ブリューゲル、ルーベンス、マグリット等々、少し風変わりな作品ばかりを集めた展覧会でした。

中でもボスは、私が大好きな画家の一人で、ずーっと見ていても飽きることのない、神秘性・面白さをはらんでいます。

奇想天外なキャラクターが、ホントに笑えます。カオナシ・・・!?
フィギュアにもなっています。シュールすぎますね・・・(笑)
2017.5.26 『京都の現場』


近々、京都で新築住宅の現場が始まります。

今日は、晴天の中、無事に地鎮祭を執り行うことができました。
ここまでの道のりは、本当に長かったです。

京都での新築の仕事は、初めてなのですが、他の県とはまったく異なり、

京都独自に定められた条例・法律がたくさんたくさんあります。

案の定、いつもと要領が違い、役所に何度か書類を出し直す等、

少しアタフタしてしまったのですが、なんとか無事に進めることができ、ホッと一安心。

とっても勉強になりました。

さぁ~~気持ちを引き締めて、がんばらなければ!

京都の現場と、枚方での現場が同時進行で進みます。
2017.5.20 『敬愛する建築家』


昨日、私が学生時代から敬愛し続けている建築家「齋藤裕」さんの講演会に行ってきました。

御年70歳になりますが、いままでの建築人生50年はまったくの序章に過ぎす、

これからが本番!と言っておられ、活き活きとしておられました。

実例の1つ↓中庭のある住宅です。おおよそ住宅とは思えないような、完成度の高い濃密な空間です。
学生時代、私はこの住宅を見て大衝撃を受け、そして一瞬にして一目惚れ。その魅力にどんどんと惹きこまれていきました。

建築に恋した瞬間です(笑) そして、ここから私の建築人生がスタート。本当に原点となる出会いでした。
明る過ぎる空間にいると、人間はバカになる」との言葉通り、齋藤さんの造る建築は、どれも少し暗めの設定なのですが

ただ単に暗いというわけではなく、計算しつくされた美しい光が、室内に入りこみ、感動的な空間を造りあげています。

「バカになる」とは、少し表現がキツイように思いますが、この言葉には、私も思い当たる節があり、妙に納得しました。

燦々と光が降り注ぐ、明る過ぎる部屋では、本を読んでもちっとも頭に入ってこない、というのは、身をもって体験しており、

じっくり、ゆっくりと考え事をするには、少し暗めの光の方が、集中できます。

うちの事務所も、「事務所」としては、照度が暗い方だとは思いますが、白々とした蛍光灯の光の下では、創作意欲が

まったくわかないことは、明白です。


妥協を一切許さない、という一貫した姿勢を貫き通し、本当に神がかり的な存在である、齋藤裕 氏。

設計期間5年以上は当たり前。設計者自らが、山に入り、木を選び、製材するところから始まり、

住宅1軒建てるために、山を1つ購入したこともあるそうです。

かなり特殊な建築家さんではありますが、学ぶべきことはとても多く、とてもよい刺激を受けました。

私もこれを機にもう一度原点に戻り、色々なことを見つめ直していこうと思います。
2017.4.16 『パース』


既存の古い蔵をリフォームし、ギャラリー兼カフェスペースにするという計画案。

完成予想のイメージパースを作ってもらいました。
想像していた以上のクオリティの高さ!照明の雰囲気が、とてもキレイに表現されています。

図面に沿った忠実なイメージ図が完成するため、わかりやすいといえばそうなのですが

設計者側としましては、本当は、完成イメージを最後まで秘密にしておいて、最後の最後に

ビックリ感動していただきたい、という想いもあり、なんだか少し複雑な心境ではあります。。

まぁ、そうは言っても、わかりやすい!ですよね。

もしご希望があれば、外注にて製作可能です。(別途料金必要)
2017.3.30 『地鎮祭in枚方』


今年に入ってから、毎日毎日図面描きに追われており、気づけばもう3月も終わりですね>_<早い~~

さて、先日、枚方市で新築住宅を建てられるお客様の、地鎮祭を執り行いました。

今回お世話になる工務店『IFA住宅設計室』さんとは、初めてのお仕事です。よろしくお願いいたします。

ここの敷地には、元々古いツタで覆われた木造住宅が建っていたのですが、それをすべて取り壊し

一旦、更地にしてから、新しい家を建てます。
敷地は高台にあり、とても見晴らしがよいのですが、目の前が大きな幹線道路となっていて

外からの視線も気になります。

さて、どういう解決策を取ったのでしょうか。。完成をお楽しみに~

角地なので、結構目立つ家となりそうです♪
2017.3.14 『2つのリビングがある家』


これまで設計してきた事例を、改めてご紹介したいと思います。

家の中に、2つの異なるリビングがある事例です。(木造2階建ての戸建て住宅を全面リフォーム)

上の写真は、1階のLDK。写真奥の目立たない位置にキッチンがあります。

ここの1階リビングは、『お客さんが来たとき用のリビング』で、普段から生活用品をほとんど置くことなく、

日用品は、すべて見えない場所に収納できるようになっています。

床は、ヒノキの無垢材を使用。ヒノキは、肌触りや匂いがとても心地いいため、ソファーは置かず、床に

直接座ってくつろぎます。もちろん床暖房も入っています。

ダイニングテーブルは、無垢の1枚板で造り付け家具として製作しました。
家具屋さんにお願いすると、お値段が高くなってしまうため、大工さんに作ってもらいました。違和感なく、結構いい出来上がりです♪

また、冷蔵庫もピッタリ壁の中に納まるよう、設計段階から考えて製作しています。

そしてTV台も無垢の1枚板で造り付け。TVの右横にある茶色い扉は、引戸になっていて、開けると仏壇が収納されています。

TV左横の扉は、普通の収納スペースです。

下の写真は2階のリビング。
2階は、お施主さまご自身がくつろぐための『自分専用リビング』となっています。

夏はソファーを置き、冬はコタツを置いて、ホッコリと過ごします。

写真右側の部屋が、寝室となっているため、寝る前には、ここの専用リビングで過ごします。

お客さんが来ても、片付けなくていいリビングがあるというのは、とてもラクチンですよね。

また、カーテンをつけるのがあまり好きではない、ということをお聞きしていましたので、

窓にはすべて障子を入れました。
障子紙は、張り替えの手間がいらないよう、『ワーロン』という障子紙をアクリル板で挟んだものを使用しています。

店舗などでよく使用されている素材で、見た目は普通の和紙とまったく同じです。

水拭きもでき、破れないため、実用的な素材です。
2017.3.10 『イベント案内2』


3月11日(土)13:00~18:00

梅田阪急ビルオフィスタワー24F 『ASJ UMEDA CELL』にて、無料相談会を実施します。

今回、大きなタペストリーまで用意していただきました♪

各個別のブースに分かれていますので、ゆっくりと話せそうですね。

ご来場、お待ちしています~
2017.2.17 『イベント案内』


私たち建築仲間が自主運営している『建築家集団 匠人-タクト-』のイベント案内です。

3月4日(土)、5日(日)、阪急千里線、千里山駅東口すぐにある

『千里山コミュニティセンター』の3階創作室&和室で、住宅の無料相談会を実施いたします。

今回は、オーダーキッチンメーカーの『CUCINA』さんとのコラボ企画。

『キッチンセミナー』と題しまして、キッチン選びのコツを伝授していただきます!

また匠人からは、多種多様なリビングのあり方を、実例写真をまじえて解説するセミナーと、

ビフォーアフターに主演した匠によるセミナーの、豪華2本立てで開催する予定です。
皆さま、お気軽にご参加くださいね~

『建築家集団 匠人-タクト-』の最大のメリットは、

・指定の工務店がないため、複数社の相見積りが可能

・どんなプロデュース会社にも属していないため、余計なコストがかからない

・様々なデザインを得意とする9事務所が集まっているため、お客さまの好み
                        に合った建築家を見つけることができる

などなど。

個々の設計事務所が集まっただけの集団ですので、余計なしがらみに捕らわれる

ことなく、お客さまのご希望に合うような、自由な設計・工務店選びが可能となります。

まずは、話してみることから、始めてみませんか。

皆さまのご来場をお待ちしています~

2017.2.1 『雑誌に掲載』


現在、書店で販売されている雑誌に、当事務所が紹介されています。


『女性目線生かした 細かな気配り感じる家』というタイトルです。

ご興味のある方は、大型書店でチェックしてみてくださいね~


2017.1.26 『10年目』


なんと!本日1月26日で、事務所開設10年目となりました~。

自分でもビックリしていますが、ホントに早いものですね・・・シミジミ

ホームページには、すべての完成物件を掲載しているわけではないのですが、

振り返ってみると、合計25件の新築・リフォームに関わらせていただきました。

住宅だけに限らず、賃貸物件や美容室、エステ、ラウンジ等の店舗もデザインしてきました。

いつもと雰囲気は違いますが・・・(笑)

お客さまのご要望やイメージに合わせて、臨機応変に対応しています。

下の写真は、すべてマンションリフォーム。
爽やか系~ホテル仕様~ナチュラル~和風と、様々なテイストです。

事務所開設当初は(当時27歳)たいした仕事もなく、これから先どうなるのだろうと、毎日不安な日々を過ごしていましたが

この仕事↓がきっかけで、運命が大きく変わりました。
事務所の初仕事。『西宮の家』です。

日当たりの悪い敷地にも関わらず、吹抜け・ハイサイド窓をうまく利用することにより、とても明るい室内空間を実現しています。

この日から今日にいたるまで、振り返れば本当に色々なことがありましたが、いつも応援し、力を貸してくれる方々のおかげで、

今日まで何とかやってこれました。

これからも感謝を忘れることなく、頑張り続けたいと思いますので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。


2017.1.14 『福井の建築』


福井では有名な、曹洞宗の大本山、『永平寺』
今から約770年前に開かれたそうですが、ほとんどの建物が、明治~昭和にかけて改築されています。

とはいえ、なんとも荘厳な雰囲気です。

まだ本格的に雪は積もっていなかったものの、気温は相当低い!今日あたり、大雪になってそうですね。。

↓パンフレットで雪の様子  寒そう・・・
修行僧の方たちは、この寒い中、全員裸足で、お勤めをしており、

見ているだけで、ブルブルと寒気がとまりませんでした。全員しもやけですねー

境内には70余りの建物があるのですが、そのうちの主要な15棟ほどの建物は

すべて、廊下や階段でつながれており、外に出ることなく、グルグルと建物中を

動き廻ることができる、面白い造りになっていました。
下の写真は、修行僧が、座禅・食事・就寝などを行う「僧堂」と呼ばれる建物。
普段は右手方向に庭が広がっているのですが、どうしてもこの季節は、雪への対策が欠かせません。

福井の山奥とこちらでは、まったく気候が違いますもんね。

仮設的なスクリーンですが、光も入るし、寒さも凌げて◎雪国ならではの手法でした~
 
2017.1.2 『謹賀新年』


皆さま、新年明けましておめでとうございます。

昨年の年末に金沢・福井へと建築ツアーに行ってきました。

谷口吉生氏設計の『鈴木大拙館』
金沢市本多町に生まれた、世界的な仏教哲学者・鈴木大拙の思想に出会う場所です。

単にものを鑑賞とする展示空間だけではなく、来館者自らが思索する場として利用することを目的に、開設されました。

そのため、とても贅沢な空間構成となっています。

展示室を出ると、そこに広がるのは、静かな水鏡の庭とポツンと佇む建物。

この建物、『思索空間』と名付けられ、中はがらんどうでベンチだけが置いてありました。

ここに座り、静かに外を眺め、物思いにふけるといった感じです。
展示物は何もないのですが、ただただ美しい空間がそこにあるというだけで、普段とは違った時間の流れを

体感することができ、とても心落ち着く場所でした。


皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


 
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