傳寶慶子建築研究所    KEIKO DEMPO ARCHITECT INSTITUTE   
  手造り感を大切に、素材のもつ美しさを感じていただけるような設計提案をしています。        HOME


2015.12.18 岡山へ


先日、岡山にある超優秀工務店さんのモデルハウスを見学してきました。

工務店といっても、そこらへんの工務店とはまったく異なり、

自社で設計もしており、ただならぬ気品ある住宅を造っていました。建築家も負けるぐらいの設計力です。
都心部とは異なり、岡山という土地がらもあるかと思いますが、ゆったりとスペースをとったアプローチと庭がとても美しく、

『外観は、控えめながら、どっしりと佇む』という、当事務所が目指している建築の姿に、とても共感するものを感じました。

和室は、床の間があったり、障子があったりと完全な『和』の仕様ですが、畳をひかずに椅子を置き、超モダンな空間となっていました。
庭に面したリビングは、あえて窓の高さを低くとることによって、光をグッと絞り込み、美しい庭の景色だけを室内に取り込んでいました。

窓を低くとることで、空間の重心が下がり、とても落ち着いた部屋となっています。
そして、キッチンのすぐ後ろにある、ちょっとした家事コーナーは、とても居心地がよさそうでした♪

ここで、夜ご飯のメニューを考えたり、ちょっと休憩したりと、一人だけの贅沢な時間を愉しめそうですね。

じつはこの建物、建築雑誌
『和MODERN vol.7』の96ページ目に掲載されています!
しかも超有名建築家『木原千利』さんとの対談つきで紹介されており、建築家も絶賛する建物です。

いい空間を設計するためには、自らがいい空間を体験しないと提案もできませんので、日々勉強の毎日です。
2015.12.7 和紙発見


先日、京都の銀閣寺近くにある「木曽アルテック」さんに行ってきました~。

とてもカッコイイ和紙を発見っっ!!畳1枚分の大きさがあり、迫力満点。
和紙にを塗っているのですが、この絶妙なムラ加減が、渋過ぎです!これだけで絵になりますね~

1品1品、手仕事で作っているため、そのときの漆の塗り具合によって、色の出方が変わってきます。

ちなみに、漆を塗った和紙には、防水性があるため、水をジャバジャバとかけても、まったく問題なく

下の写真の手洗いカウンターの壁にも、この和紙を貼っているのですが
お店に行くたび、壁にバシャバシャと水をかけ、ほら~なんともないでしょ~と実演してくれます。

5年間、ほぼ毎日、この和紙に水をかけ続けているそうですが、まったく何ともなっておらず、驚くばかりです。

漆ってスゴイですね!!(この赤い手洗いカウンターも、漆塗りだそうです)

それと、これまた気に入ったものを発見っっ!!
和室の天井などに使う、薄い木の板を編んだ材料なのですが、これは『親子編み』といって

細い板と太い板の組み合わせで編まれており、とってもオシャレ♪このデザインは初めて見ました。

通常はこんな感じです↓
どちらも、「サワラ」という木を、手で薄く裂いて作っているため、自然なデコボコ感と、独特の光沢感が

とってもとっても美しいです。機械で裂いたものは、ここまでの光沢感はでませんので、一目瞭然です。

あ~~どこかで、使ってみたいものです。
2015.11.13 古民家リフォーム完成写真-2


先日のコラムに引き続き、古民家リフォームの完成写真です。
奥様の寝室スペースから、縁側を通して庭を見たところ。

内部を少し暗めにすることにより、外の景色がとても美しく見えます。

障子を閉めると落ち着いた雰囲気に。
襖戸に使った三角形の引手もこだわりポイント! 『折松葉』という形で、桂離宮にも同じものが使われています。

障子を開けると気持ちがいいですね。
天井に桟を入れることで、ダイニングスペース(10日のコラム写真参照)とは少し違った印象に
凛とした空気が漂います。
2015.11.10 古民家リフォーム完成写真-1


今年の7月末から工事をしていた、古民家リフォーム。ようやく完成を迎えました~

今回、ご夫婦お二人だけの生活ということもあり、1階の一部分のみのリフォームです。(1階右半分は、増築)
南側の庭に面してダイニング・キッチンがあり、窓を開けるととても開放的です。
しかし、既存の梁や屋根の関係上、ここの窓は、高さが1.75mしかとれず、天井も1番低いところで1.9m

ほどしかありません。通常よりもかなり天井が低いのですが、窓を横長に大きくとることにより、まったく圧迫

感を感じず、逆にとても落ち着く、居心地のよい空間となっています。
軒の出も深く出しているため、開口部廻りの光が、とてもキレイに見えます。現在、追加工事で縁側を製作中。

ダイニングスペースの横は、ご主人の寝室スペースです。
障子で間仕切れるようになっており、障子を開けると、ダイニングと寝室スペースが一体的な空間となります。

また、小さいスペースでも広がりを感じれるよう、鴨居の上部をオープンとし、天井を連続させています。

こうすることで、視覚的に広がりが生まれ、実際よりも広く感じることができるよう工夫しました。
斜めの天井部分は、簾を、平らな天井部分は、焼竹の網代を張っています。

写真左側にある襖の奥は、既存のまま残しています。欄間も既存のままです。色合い等、違和感なく馴染んでいます。

障子を開けたときは、木々の緑が眼前に飛び込び、障子を閉めると、木々の影が美しい模様となって浮かび上がります。
障子の開け閉めだけで、こんなにも室内の雰囲気が変わるものなのですね。

燦々と光が降り注ぐ明るい空間もいいですが、陰翳のある落ち着いた空間もまたいいなぁ~と思う瞬間でした。
2015.11.5 ダイニングテーブル


先日のコラムで、この汚~い「クリの無垢板」をご紹介しましたが・・・
磨いて磨いて、立派なダイニングテーブルへと生まれ変わりました~~
「クリ」は木目がとても美しいです。また緻密で重く、硬いため、傷もほとんどつきません。

お施主様へのプレゼントということもあり、家の雰囲気に合うようデザインし、工務店社長に製作してもらいました~。

なかなかの腕前ですネ♪
 そして、板と板の継目には、蝶々の形をした木片を嵌めこみ、アクセントに。

ここだけは樹種を変え、ウォールナットを使いました。

脚は角度を45°に振り、下にいくほど細く、軽快なデザインとしています。

◎自画自賛◎いい感じに仕上がりました~~
2015.11.1 倉敷へ


先日、高松で建築家イベント展に参加し、行く道中、倉敷にぶらりと立寄ってきました~
今回見学したかったのは、『倉敷民藝館』

江戸時代の古い米倉を改装して造られた建物で、壁に張った古い瓦が、とても美しい表情をしていました。

今季は、『㐂(よろこ)びの朱(あか)』と題して、赤色をテーマとした展示が行われていました。
そして見学し終わり、外に出て、フトお土産屋さんの屋根を見てみると、

屋根の上に何やら「ツノ」のようなものが無数に生えている…!?
ギャ~~身震い
何の植物かよくわかりませんが、とっても気持ち悪い植物が、屋根全面にウヨウヨ生えていました。。。

瓦の下まで水が回り、屋根下地は腐っているのだろうなぁ~と少し心配になりましたが、とにかく気持ち悪かったです。。

そして帰り際に、作家さんの食器ばかりを扱っているお店に入り、ガラスのお猪口を購入♪
器全体に施された細かいカットのデザインが素敵で、一目惚れでした~。
2015.10.19 こだわりのタイル


現在工事中の、古民家リフォーム。今回、タイルにもこだわっています~。

これは洗面カウンターの立ち上がり部分に張るタイル。

窯変釉による自然な色むらがあり、とても味わい深い一品です。
しかし1枚1枚、色の出方が異なるため、タイル屋さんにお任せ!では、後々、自分自身が後悔するため

事前に色のバランスを考え、張る順番を決めておきました。

小さなことですが、随所にこうしたコダワリがあり、すべての細かい部分において、いつも予定調和的に

決めています。私はいつも、『空間』を音楽に例えながら現場を見て回っているのですが、どこかおかしな

箇所や、配置や色に違和感があると、その空間全体が、不協和音を奏でているのを感じるのです。

ちょっとしたことがキッカケで、すぐに空間の質は不快なものへと変化していきます。

そのため、いつも現場ではアンテナを張り巡らし、おかしなところがないか、チェックしまくっています。


さてさてお次は、トイレの床に張ったタイル。
少し玄人好みの一品ですが、こちらも強い窯変の色むらが楽しめます。また、タイル自身の厚みもしっかりとあるため、

タイル特有の冷たく硬い、というような印象はまったくなく、ふっくらと柔らかな質感が感じられます。

天井は桧の網代張り、壁はグレーに光沢がかかったような和紙を貼っています。

照明は秋田杉を用いた、こだわりの器具です。
毎回のことなのですが『トイレ』という小さい空間には、なるべく質のよい、贅沢な材料を使うようにしています。

小さなスペースだからこそ、材料の質感がいつも以上に間近で見え、手を抜くと、一気に安っぽくなってしまいます。

目に近いところには、上質なものを!がテーマです。


そして、今日からダイニングテーブルを製作しています~。
まだ何も仕上げていないため、汚~い板ですが、クリの無垢板です。

これからどんな風に様変わりするのでしょうか。楽しみです~
2015.10.6 こだわりの天井


現在工事中の、古民家リフォーム。

天井が、仕上がってきました~☆☆旅館みたいです。
左上の写真は、奥様の寝室。落ち着いた雰囲気とするため、天井に桟を入れています。

右上の写真は、ダイニングスペース。こちらは、少しモダンな雰囲気にと思い、桟ナシにしました。

同じ天井材を使っているのですが、桟があるナシで、随分と雰囲気が変わります。

下の写真は、増築部分の外壁。
外部も柱を見せた納まりとし、既存部分と違和感のないようにしています。

グレーの壁は、まだ下塗り状態のモルタルで、これから上塗り仕上げをするのですが、この質感もわりとカッコイイ。

グレーが好きな、今日この頃です。
2015.9.28 塗装


現在工事中の、古民家リフォームの現場。

毎回のことながら、塗装のお手伝いをしてきました~。
軒裏に杉板を張り、そこに自然塗料の『オスモ』を塗っています。

ペンキとは違い、木の呼吸を妨げることなく、内部に浸透する塗料ですので、素人の方でも、ムラなく簡単に塗れます◎

実際、私もかなり雑な塗り方をしていますが^^、乾くとキレイな仕上がりです。

ただ、上を向いての作業なので、顔や腕に塗料が飛び散り、真っ黒になります(笑)

何回経験しても、いつも真っ黒です。いつになったら、上達するのでしょうか。。。

近々、内部の塗装もお手伝いします~。
2015.9.23 川久へ


和歌山県の白浜にある『ホテル川久』へ行ってきました~。

ご存知の方も多いと思いますが、このホテルは、

世界各国の、一流職人による匠の技を集結して造られた、とてつもなくすごい建物なのです!!
一番有名なのが、このホール。(何気にスタインウェイのピアノが置いてあります)

天井は、5センチ四方の金箔を1枚ずつ手作業で貼りつけ、床は、1センチ角のモザイクタイルを、これまたすべて手作業で

埋め込んでいます。本当に、気が遠くなりそうな作業です。。

そして、一際目をひくのが、この青い柱。
ツルツルしていて大理石のように見えますが、じつはこれ、すべて左官仕上げなのです!!!

イタリアの特殊な技法を使って、仕上げられており、1本1億円の価値があるそうです。。全部で24本も!おぉ・・・

そして、ホール上部の回廊部分には、陶芸作家である、加藤元男氏が製作した、市松模様の陶板が嵌めこまれていました。
こちらも、加藤元男氏の作品↓『陶器の瓦』を積み上げた塔です。
この他にも、まだまだ魅力的な場所はたくさんあったのですが、個人的に1番のお気に入りポイントはここでした↓
広いホールのすぐ横にあるスペースなのですが、窓の大きさを小さく絞っているため、適度な光が室内に入り込み

とても落ち着いた空間を演出しています。この静かな光の入り具合は、本当に大好きです。

美しいですね。。

2015.8.27 『野間の家』掲載


『玄燈舎』 に引き続き、今年の2月に完成しました 『野間の家』 が、

建築・インテリアデザインの記事を掲載している「homify」というオンラインマガジンに掲載されました。

ご興味のある方は、是非ともご覧ください↓ 

https://www.homify.jp/ideabooks/41730  

「素材を永く楽しむための住空間」 というタイトルで掲載されています


『木格子の迎えるファサード』
『呉服屋さんのような、割烹料理屋のような、「老舗」を感じさせる佇まい』  とのコメント


『静かな庭』
『白い砂利敷きから得る採光は、何とも間接的で典型的な「日本風」を感じ取ることができます』  とのコメント

直接的な光を取り込むのではなく、白い砂利に反射した間接的な光を室内に取り入れようと、設計段階からの意図がありました。

古建築、茶室等で、よく使われていた手法です。


『ダイナミックな天井のあるキッチン』
『どこを切り取っても、素材や仕上がり、質感を惜しみなく感じることのできる空間は、流行に流されることなく、

良いものをずっと使っていける住空間』 
 とのコメント

まさに!正鵠を得た、ありがたいコメントでした。

質感・素材感を大切にした設計を提案しています。

2015.8.8 陶器市へ


昨日、京都の夏の風物詩、五条坂『陶器まつり』へ行ってきました~。

五条坂一帯に、約400もの出店が出ており、全国各地の食器を購入することができます。

ずっと欲しかった、赤絵の器を購入♪
焼き物好きとしては、たまらなく楽しいお祭りでした。

10日まで、開催されています。時間は9時~22時まで。

皆様、よいお盆休みをお過ごしください。

2015.8.2 『玄燈舎』掲載


2012年に完成した別荘 『玄燈舎』 が、建築・インテリアデザインの記事を掲載している「homify」という

オンラインマガジンに掲載されました。日本を含め、18カ国に配信されています。

ご興味のある方は、是非ともご覧ください↓ 

https://www.homify.jp/ideabooks/40034/  「もてなしのための空間」というタイトルで掲載されています


『風景と調和を生み出す外観』

『バルコニーが生み出す圧倒的な開放感』

『特別な時間を演出する建物』
2015.7.28 解体現場


昨日から工事が始まった、古民家リフォームの解体現場です。
窓一面に庭が広がり、とても心地のよい空間になりそうです。

毎回のことですが、やはり現場に行くと、わくわくドキドキがとまりません。

しっとりと落ち着いた「和」の空間。外の光が綺麗に見えるよう、トーンは少し暗めに。

完成がとても楽しみな現場です♪
2015.7.21 古民家リフォーム


来週から、いよいよ古民家リフォームが始まります~。
部分的なリフォーム+増築という、規模の小さな工事内容なのですが、小さいながらも密度の濃い内容となっています。

今回も素材感を大切にし、内部は全面杉板張りの天井+網代張り。壁は珪藻土塗り。床は吉野桧の無垢板仕上げです。

お楽しみに~
2015.7.2 観葉植物


夏になると、なぜか植物を買いたくなる衝動に駆られ、買っちゃいました^^

しかも大きい!! 高さ1.8mもある『ヘゴシダ』と、卓上用の『キンモコウ』
どちらもシダ植物です。

幹の部分が、動物の毛みたいにフサフサしていて、ちょっと奇妙な感じですが、運命の出会いを感じ(笑)、

一目惚れして、購入してしまいました。

事務所がジャングルみたいになっていますが、緑が好きなので、とってもとっても癒されます~

毎日、葉っぱが開いた!新芽が出てきた!とちょっとした変化に大感動です。生命を感じます。

打ち合わせでお越しの際は、是非ともシダ君たちを観察してみてくださいね~^^
2015.5.24 格子のメンテナンス


4年前に竣工した『日野の家』の、格子塗り替え作業に行ってきました~
以前まで、木目の色味をいかすよう、クリア塗装をしていたのですが、部分的にグレー色に変色しているところもあったため

今回は、少し色のついた塗料を塗りました。

乾燥に少し時間がかかるため、今日は表面だけで、明日また裏面を塗りに行く予定です。

裏庭の樹が茂りすぎていてビックリ!!杉苔も厚みが増していました。
右上の写真は、竣工当時のもの。小さかった梅の木が、5倍ぐらいの大きさになり、実もつけていました。

お隣さんの目隠し用にと立てた、黒竹のスクリーンは、グレー色に変色していましたが、これはこれでいい雰囲気でした。

経年変化を楽しめるって、やはり素敵なことですね。
2015.5.18 滋賀県へ


先日、滋賀県近江八幡市へ、建物見学に行ってきました~

これは一体・・・。
屋根には芝生が植えられており、出窓もたくさんついています。

そして屋根を支える柱は、まるで人間の足のようで、今にも歩きだしそう。。

まさに、自然と一体化した、超風変わりな建物です。設計は、東京大学の名誉教授でもある『藤森照信』氏。

毎回、とてもユニークな建築を作っており、左下『高過庵(たかすぎあん)』(名前の通り、高過ぎるところに茶室を作っています)や

右下『空飛ぶ茶室』など、普通の人が考えもつかないようなものばかり作っています。
さて、話を戻して

今回見学に行った建物は、『ラ コリーナ近江八幡』という建物で、内部は和菓子のたねや、洋菓子のクラブハリエ、カフェ等

が入っています。自然と一体化した外観。
回廊部分が、とても心地いい空間でした。
しかし中に入ると、ビックリ仰天!吹抜けホールの天井が、、、き、き、気持ち悪い・・・。黒い点が無数にあります。
近づいて、よくよく見てみると、なんと『炭』でした。
炭は、空気の浄化作用があり、湿気を調整したりしてくれますが、それにしても、天井面に直接張るとは。。

驚きを隠しきれませんでした。

おまけ写真↓ アプローチ部分にあった、足元灯。焼き杉+銅板で作られています。
右上写真は、何かよくわからないですが、屋根のてっぺんに木が生えている、雨やどり所?キノコみたいで、なんだか笑えます^^

普通の建物に、飽き飽きしたという方は、是非この不思議ワールドを体験してみてください。奇想天外でとっても楽しかったです~~
2015.5.8 完成パーティー


今年3月に完成した『上坂部の家(全面リフォーム)』の完成パーティーが開催されました~。
毎回、北海道から新鮮なお魚を取り寄せ、お刺身、焼き魚、と贅沢三昧でした♪

「シェフ南部」はその後、コトコトと時間をかけてソースを作り、スパゲティも作ってくれました。

シェフと言っても、工務店社長!いつも食事会のときには、腕を振るってくれる料理上手なオジサマです。

居心地がよすぎて、ついつい遅くまで長居してしまいましたが、最後にお施主さんが、

オカリナ演奏+ウクレレを弾きながら歌を歌っていただき、そして最後に感謝の手紙までいただきました。

大感動。。思わずポロポロと涙がこぼれ、本当に幸せな気持ちに包まれました。
リフォームしてからは、外食するよりも、家でゆっくりとご飯を食べたいと思うようになり、

朝は降り注ぐ光が本当に心地よく、いつも音楽を聴きながら優雅な気分で朝食を食べてます。と

毎日の生活をとても楽しんでいただいている様子を、お聞きすることができました。

毎回、お施主さまから嬉しいお言葉をいただくたびに、この仕事をしていて本当によかったと改めて感じます。

感謝の気持ちを忘れず、これからの励みにしていきたいと思います。

楽しい時間をありがとうございました。
2015.4.24 1年点検


先日、1年前に全面リフォームをした堺市のお家へ、『1年点検』にお伺いしてきました~。
驚いたことに、1年前とまったく同じ!!余計なものを一切置かず、スッキリと、美しく生活をされており、とても嬉しく思いました。

いまだに、床に張ったヒノキのいい香りが家中に充満し、とっても癒されました~。

お施主さまも、以前より家にいる時間が長くなったそうです◎

一部、床に傷ができたということで、濡れ雑巾の上からスチームアイロンをあて、修復。

無垢材の床だからこそ、傷がついてもすぐに元通りになります。

そして、松原市の竹内海苔さんの1年点検にも行ってきました~。
やはり、格子、木の連続性はいつ見ても美しいものです。

アルミサッシの窓が直接見えないようにと、考慮してのことなのですが、これは本当に大正解でした。
内部には、書が掛けられていたり、お店の雰囲気に合うような家具が置かれていたり、と以前より美しくディスプレイされており、

とてもよい雰囲気でした。海苔缶のパッケージも、お店に合わせて新調したそうです。

美しく古びていって欲しいという想いで設計しましたので、これから先の経年変化がとても楽しみな建物です。
2015.3.27 上坂部の家-完成写真

2週間ほど前にお引き渡しをした、戸建て住宅、全面リフォームの完成写真です。

今回は『可愛く、カフェのようなイメージで』というご要望があり、それに合わせてデザインしました。

リフォーム前はこんな感じ。築35年、延床面積20坪のお家です。
 
スッキリとモダンな外観へ。屋根の形状も変えました。外壁は、自然素材100%の『白洲そとん壁』を使用しています。
暗くて昭和な雰囲気が漂う、1階のキッチンと居間でしたが…
「白い壁+ナチュラルな木」の組み合わせで、優しい雰囲気の空間へ。
今回の最大の見せ場は、一番奥にある大きな窓!

すぐ裏に垣根があり、これを取り込まない手はないなぁ~と当初から目論んでいました。

窓いっぱいに広がる緑♪とても都会のど真ん中、しかもすぐ横は幹線道路とは思えない居心地です。
キッチン後ろの収納は、造り付け。お施主さんは背が低いため、それに合わせて吊り戸棚も低い位置に取り付けています。
洗面台には、キラキラと光るモザイクタイルを貼っています。

今回、ダイニングテーブル、椅子、ソファー、掛け時計、観葉植物にいたるまで、すべてトータルコーディネイトさせていただきました。

そして2階に上がると、廊下を挟んで和室と洋室があります。普段は扉を開けておき、ワンルーム空間で広々と使えます。
障子を閉めるとこんな感じ。廊下奥には、手洗いコーナーとミニ冷蔵庫を入れる収納を作りました。
和室側の障子には繊維入りの和紙を貼ったため、光を通すと、とても表情豊か。なんともいえない趣があります。

洋室内部。天井まである建具が、スッキリとした印象です。
階段上部には、トップライトを設けました。隣家の窓がすぐ横にあるため、上部から光を取り込むよう考えました。

和室の床の間は、タイル敷き。天井には、ヨシを張っており、ちょっとした旅館気分を味わえます。
写真撮影は、『フォトオフィスジュエ』の森本大助さん。

施工は『南部建築工務』さんです。

毎回、度重なる変更変更があるのですが(反省しています・・・)、いつもパーフェクトに対応をしていただき、

本当にありがとうございました。

そのおかげで、お施主さまからは、『200%満足し、毎日の生活がとても楽しいです』との嬉しいお言葉をいただきました◎

喜んでいただけることが何よりも嬉しいです^_^

2015.3.15 野間の家-完成写真3

『野間の家』完成写真、第3弾~。2階部分の写真です。

LDKの扉を開けると、大空間が広がります。今回の最大の見せ場は、なんといってもこの天井!
構造の垂木をそのまま見せ、迫力ある仕上げとしています。

天井が高いながらも、色のトーンを抑えているため、どっしりと落ち着いた空間となっています。

そして今回、あえて空間に陰影を作るよう、光の入り方を検討しています。

すべてが明るい空間、というのもいいですが、少し暗いところ、光が入り明るいところ、とメリハリをつけることにより

空間に奥行が生まれ、実際よりも広く見えたり、影があるからこそ差し込む光が余計に美しく見えたりと、

より豊かな空間が生まれる仕掛けを試みました。
キッチンは、『CUCINA』さんの、オーダーキッチンを採用。世界でたった1つの完全オリジナルキッチンです。

ステンレスの天板が、鈍い光りを放ち、今回の空間にはとてもマッチしているように思います。

そして、気候のよいときは、大きな掃き出し窓を全開にすることにより、デッキスペースと室内が一体となります。
すぐ横にはお隣さんのお家が隣接しているのですが、デッキを壁で囲い、目線をずらすように開口をあけることにより、

プライバシーは守られながらも、開放的な空間となっています。

子供室-1。扉の向こう側まで窓を連続させ、(鏡ではありませんよ^^)少しでも視覚的な広がりを出すよう工夫しています。

子供室-2。上部にロフトをつけ、立体的に楽しめる部屋となっています。
机や本棚等は、家の雰囲気に合わせ、すべて造り付けの家具としました。

2階のトイレ。
間接照明の光が、落ち着いたトイレ空間を演出します。

そして今回、物干し竿の受け金物も、家の雰囲気に合わせスチールで作りました~
我ながらカワイイ出来栄えです♪

美しく、奥行のある天井。
写真撮影は、『フォトオフィスジュエ』の森本大助さんによるものです。

施工は毎回お世話になっている、『南部建築工務』さん。

今回、建物形状がとても複雑で、今までにないぐらい施工に時間がかかり、職人さんは、本当に苦労の連続でした。

その中でも特に、この建物のメインである木工事を担当していただいた大工の西口篤志さん、園生さんには大感謝しております。

細かい図面と常ににらめっこし、最後まで設計者の意図を理解し、本当に忠実に造り上げていただきました。

職人さんの技術力がなければ、ここまで完成度の高い濃密な空間は絶対に完成し得ません。最高の仕事をしていただきました。

本当に本当にありがとうございました。

2015.3.8 野間の家-完成写真2

『野間の家』完成写真、第2弾~。今回は、1階部分の写真です。

まずは玄関ホール。階段下は、全面収納となっており、扉には、柿渋で染めた和紙を貼っています。

いかにも、階段の下に収納扉がありますよ、というようなデザインでは、やぼったく見えるため、

扉の存在感を消すよう、『和紙の壁』というイメージでデザインしています。
完成すると、当たり前のように納まっていますが、この納まりを考えるのに図面を何枚も何枚も描き直し、

大工さんもこのイメージ通りに作るため、相当な時間を費やしていただき、結構大変だったのです。

出来上がると、苦労の跡がわからないよう、自然に違和感なく納まっているように見せるのが、設計者としての誇りです。

そして、路地のような通路を抜けると、庭の見える寝室スペースがあります。天井は杉板張り。
庭は、白川砂利を敷詰め、シンプルなデザインとしています。ちなみに、庭のデザインも、建物に合わせ毎回設計しています。

寝室の収納扉には、奥様が一目惚れしたフランス製の壁紙を貼っています。粋なデザインです。
洗面室。浴室まで連続した天井が、一体感を生み出します。
今回、浴室はユニットバスではなく、全面タイル張りで製作しました。庭が眺められ、ちょっとした旅館気分♪
そして、1階トイレの手洗いカウンターも、家の雰囲気に合わせオシャレに演出しました。 手洗いボールは、信楽焼き。
今回、スイッチプレートにもこだわり

厚み3mmのアルミの一枚板を削り出し、職人さんの手仕事による、特殊なものを使用しています。

さて、次回はいよいよ2階です。。



2015.3.4 野間の家-完成写真1


久しぶりの更新です。。昨年夏から工事をしていました『野間の家』がようやく完成いたしました~。

何回かに分けて、写真をUPしたいと思います。今回、かなり気合いの入った建物です。
敷地が角地にあるため、建物の3面すべてが見えてきます。そのため、デザインにかなり気を使いました。

当たり前ですが、エアコンの室外機等、見た目に目障りなものは、一切見えないよう配置を考えています。
外壁は、自然素材100%の『そとん壁』を使用。メンテナンス要らずで、呼吸する外壁です。

『吉野杉』を黒く塗装した格子が、外観のアクセントとなっており、ひときわ目をひきます。

そして、玄関、駐車場、自転車置場、作業スペース等を兼ねて、『通り土間』を作りました。
 
天井は杉板張りの黒塗装、拭き取り仕上げ。拭き取ることで、木目がキレイに浮き出てきます。

玄関前には小さいながら庭を作り、季節を感じられるよう、落葉樹のモミジを植え(今は冬なので葉っぱがありません…)

ポストも、外壁と同じ素材で作りました^^
 
格子の玄関扉、その横の外収納扉と、すべてオリジナルデザインで製作しています。木目の美しさが感じられる扉です。

いよいよ中へ。。

次回へ続く…



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